韓国旅行の楽しみの一つといえば、屋台!
特に人が集まるソウルの明洞(ミョンドン)や弘大(ホンデ)などでは、夕方から夜にかけてたくさんの屋台が軒を連ねます。
そこで、韓国屋台の人気おすすめメニューと値段をご紹介します。
韓国屋台の王様 トッポギ
トッポギは長細いお餅をコチュジャンや砂糖で甘辛く炒めた料理です。
トッポギに使われる韓国のお餅には、お米で作ったお餅と小麦粉で作ったお餅の二種類があります。
小麦粉のお餅はお米のお餅に比べて、タンパク質が約2倍でグルテンが豊富。
日本のお餅のように伸びず、どちらも弾力があるので食べ応えがあります。
トッポギの値段は、一皿だいたい2,000〜3,000ウォン。
通常トッポギは他のメニューと合わせて食べることが多いので、二人で一皿食べても十分です。
冬の楽しみ オデン
日本でおでんには、大根や卵、こんにゃくなど、いろいろな具材が入っていますが、韓国で「オデン」と言えば、魚のすり身で作った練り天のことを指します。
形は日本の油揚げのように平たく、屋台ではそれを長い串に蛇腹状に刺してオデンのスープに入れてあります。
スープの味は、日本のおでんと似ています。
韓国屋台では、他のメニューを注文してもオデンのスープを無料で飲むことができます。
屋台に置いてある使い捨て紙コップに、お客さんがお玉でスープを自由に入れて飲んでも構いません。
特に寒い冬は、熱々のオデンのスープを飲むと体の芯から温まりますよ。
みんな大好き キムパプ
韓国ののり巻き、キムパプ。
基本的な具材は、ニンジンやたくあん、ハム、ホウレンソウ、ゴボウなどですが、その他にツナやチーズのキムパプなどがあります。
通勤途中、朝食として持ち帰りする人が多いです。
キムパプの値段は種類によって違いますが、一本2,000~3,000ウォン。
手軽にしっかり食べられます。
トッポギのトッピングに 天ぷら
韓国屋台には、いろいろな天ぷらが売られています。
エビやイカ、カボチャ、トウガラシなど、好きなものを一つから注文することが可能。
その中でもおすすめはギムマリ。
タンミョンと呼ばれる韓国の春雨をのりで巻き、油で揚げたメニューです。
注文すると店主がその場でもう一度揚げて温めてくれるので、熱々サクサクの食感が楽しめます。
天ぷらはトッポギと一緒に注文するのが韓国流。
トッポギのタレにつけて食べるのがおすすめです。
小腹が空いたら ホットバー
ホットバーは、魚のすり身を串に巻きつけて油で揚げた食べ物。
辛くないので、子どもから大人まで誰でも食べやすいメニューです。
ホットバーには数え切れないほどの種類があり、特にエビやイカ、チーズなどが人気。
意外とおいしい? スンデ
スンデは、豚の腸にタンミョンと血を詰めて蒸した料理。
見た目は細長くソーセージのようですが、黒くて独特な匂いがします。
初めて見ると少し抵抗感があるかもしれませんが、韓国では老若男女に人気メニューです。
大人気おやつ ハッドグ
日本でも韓国のチーズハットグが大流行になりましたが、ハットグはもともと韓国の屋台メニュー。
ハットグはアメリカンドッグに似ていますが、中にソーセージがあるものとないものがあります。
特にチーズやジャガイモが人気で、ケチャップやマスタードをかけて食べます。
韓国流焼き鳥 タッコチ
タッコチは日本の焼き鳥に似ていますが、もっと長い串に鶏の身を刺して焼いた食べ物。
あらかじめ焼いてありますが、注文するとタレをつけてもう一度温めてくれます。
通常タレには普通の味と辛い味のニ種類があります。
普通の味でも日本人からすると辛めなので、まずはこちらがおすすめ。
タッコチの値段は、一本2,000〜3,000ウォンぐらいです。
サイズが大きいので、一本でも食べ応えがあります。
最後に
韓国屋台の魅力は、お腹が空いたとき簡単にお手頃価格で食べられること。
お店とは違って一人でも気軽に立ち寄れるので、いつもたくさんのお客さんで賑わっています。
韓国旅行では、ぜひ利用したい場所です。