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韓国屋台は危険で怖いか解説!食中毒・食あたりでお腹を壊す?虫は大丈夫?

 

韓国屋台

トッポギやオデンなどおいしい食べ物がたくさん並ぶ韓国屋台ですが、衛生面が気になるという方も多いはず。

そこで今回は、韓国屋台の衛生管理や安全に食べるための方法、食用の虫ポンテギなどをご紹介します。

 

 

目次

韓国屋台は危険で怖い?

店内で調理する食べ物とは違い、食材や調理器具が屋外に放置されている屋台では、やはりあまり衛生的とは言えません。

実際に、韓国でも毎年食中毒や食あたりの事例があります。

特に深刻なものとしては、2年前、屋台で海産物を食べた50代がビブリオ菌に感染し、発熱や腹痛、嘔吐、下痢などの症状を伴って敗血症と診断されました。

また、過去にソウル市が屋台を対象に実施した検査では、キムパプやサンドイッチなどの食品567件のうち15.9%から食中毒菌が検出された、という事例も。

 

 

韓国屋台の衛生管理は不十分?

韓国の行政機関である食品医薬品安全処は、2019年2月から屋台の業者を対象とした衛生管理マニュアルを開発し全国で実施することに。

このマニュアルには、

 

キムパプ(のり巻き)やサンドイッチなど傷みやすい食品は、できるだけ4時間以内に販売できる量を調理すること。

包丁やまな板、ふきんなどは放置せず、必ず前処理を行ってから用途別に使用し頻繁に洗浄、消毒すること。

 

などが明記されています。

このように国や自治体が衛生管理を強化していますが、実際には食材を洗わないまま調理したり、トイレの後に手を洗わないまま作業に戻ったりする業者も見かけます。

また、屋台での持ち帰りは簡易包装なので、賞味期限は製造日時などの表示がありません。

韓国屋台の業者は、申告をして営業許可を得なければなりませんが、不法業者もたくさん存在します。

そんな不法業者は「未申告屋台」として検査の対象にもなっていないのが現状です。

 

 

危険!お腹を壊さないために

韓国屋台で食中毒や食あたりはもちろん、お腹を壊さないためには自分で注意するしかありません。

幼い子どもや高齢者、妊婦、もともと胃腸に弱い方などは、屋台の食べ物を避けた方がいいでしょう。

最高気温が30°以上になる夏は食材が傷みやすく、冬でもノロウィルスなどの感染が心配です。

屋台で食べるにしても、よく火の通ったメニューを慎重に選ぶことをおすすめします。

意外に見落としがちな食べ物が、カットフルーツ。

食中毒や食あたりを引き起こす菌は包丁やまな板に付着しているので、フルーツを含め生モノは危険です。

さらに、そのときの体の具合によって屋台の食べ物を避けた方がいいことも。

韓国旅行中で寝不足や疲れが溜まっているときは、免疫力が落ちているのでお腹を壊しやすくなります。自分の体の状態を見ながら食べる方が安全ですよ。

 

 

韓国屋台の定番メニューだった食用虫ポンテギ

ポンテギは、蚕のさなぎを蒸したり煮たりして作った食べ物。

タンパク質が豊富に含まれていて韓国では昔から食用として親しまれてきましたが、見た目が虫そのものなので初めて見ると衝撃的です。

紙コップで売られているポンテギは、一杯約1,000ウォン。

もともと韓国の屋台では定番メニューでしたが、最近では若者の間で食べる人が減り、観光客からの不評もあるせいかだんだん見かけなくなりました。

海辺や港町では、今でもよく売られています。

スーパーに行くとポンテギの缶詰めが売られているので、自宅でお酒のおつまみとして楽しむ人もいます。

ポンテギを食べた人の感想は?

食わず嫌いが多いんですが、味そのものは悪くないらしいです。

ただ、日本人の意見をまとめると虫を食べるというのが抵抗があって、味見の次段階に行けない人がほとんどです。

最後に

いろいろな食べ物が並んでおいしそうな韓国屋台ですが、衛生面を考えると不安も残ります。

筆者の周囲でも韓国屋台でお腹を壊し、一週間高熱と下痢が続いた人も。

意外にも、辛いものが好きな人ほどこのようなケースが多いです。

たとえ衛生的に受け入れられる人でもお腹を壊さないように、食べるメニューや量をできるだけ自分でコントロールすることをおすすめします。

 

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