量が多くて食べ応えのある韓国料理。ダイエットには不向きと思われるかもしれません。
そんな韓国料理の中でも、低カロリーでダイエットにおすすめの料理があります。
そこで今回は、カロリーを気にせず食べられる韓国料理のメニューをご紹介します。
韓国料理で低カロリーなメニューは?
一般的にダイエット中に推奨されている一日のカロリー摂取量は、成人で1,300~1,500kcalと言われています。つまり一食400~500kcal程度。
これを目安として、どんな低カロリーの韓国料理があるでしょうか?
スンドゥブチゲ
日本でもよく知られているチゲの一つ、スンドゥブチゲ。
材料は柔らかいスンドゥブ(豆腐)にアサリや韓国のズッキーニなどの野菜が入っている辛いスープです。
豆腐は低カロリーでダイエットにおすすめの食材なので、安心して食べられます。
一人分のカロリーは約115kcal。ご飯一杯約235kcalと一緒に食べても、目安となるカロリー摂取量の範囲内です。
同じくチゲ類で有名なキムチチゲは、肉が入っているのでカロリーはやや高め。
それでも一人分約200kcalなので、ご飯と合わせても500kacl以下に抑えられます。
ちなみに韓国の飲食店で出されるご飯の量は一杯約200gと多めなので、ダイエット中にはご飯の量を減らして食べることをおすすめします。
マッググス
マッグクスは蕎麦粉で作った麺を茹でて冷水できり、キムチやキュウリを乗せて大根の水キムチの汁をかけた韓国料理です。
韓国の冷麺と似ていますが、麺の色がグレーで冷麺より食感が柔らかいのが特徴。
やや酸っぱくすっきりとした味わいで夏に人気の冷たいメニューです。一人分は約450kcal。
辛いものが苦手な人におすすめの料理です。
ナクチボックム
ナクチと呼ばれる小さなタコを、タマネギや唐辛子などの野菜とコチュジャンで炒めた韓国料理。
ナクチの食感がよく、甘辛いソースが絡んだご飯がすすむ料理です。
ナクチボックムは200gで約185~200kcal。ご飯と一緒に食べても一食のカロリー摂取量に抑えられます。
ダイエットをしながら甘辛い韓国料理を味わいたい人にはぴったりの料理です。
カルチジョリム
カルチは太刀魚、ジョリムは煮付けのこと。
カルチジョリムの材料は、太刀魚や大根。醤油にニンニクや唐辛子の粉、砂糖などを混ぜて作ったタレで煮詰めた料理です。
100g当たり100kacl以下なので、ご飯と食べてもカロリーを十分抑えられます。
韓国でも魚の煮付けは定番料理で、この他にコドゥンオジョリム(サバの煮付け100g当たり約130kcal)やサムチジョリム(サワラの煮付け100g当たり約200kcal)などがあります。
日本とは異なる味付けの魚料理を食べたい人にはおすすめです。
緑豆こんにゃくの和え物
代表的なダイエット食品として有名なこんにゃく。
韓国の一般的な飲食店でおかずとして小皿で出てくる緑豆こんにゃくがおすすめです。
緑豆こんにゃくは材料の緑豆をすってザルでこし、その沈殿物を固めたもの。
ごま油と刻んだ韓国のりで和えたり、ごま油と醤油ベースのたれにつけて食べたりします。
つるんとした食感で食べやすく、サムギョプサルのような脂っこい食べ物と一緒に食べると消化が良くなります。
緑豆こんにゃくは100g当たり約40kcal、和え物にしても約60kcalと非常に低カロリーなので、ダイエットにはぜひ取り入れたいメニューです。
韓国料理でダイエットするポイント
韓国料理はどのメニューにもたくさんの野菜が使われているので、いろいろな栄養素をバランスよく摂れる健康に適した食事です。
韓国の飲食店でメニューを注文するとメイン料理の他にも汁物やおかずなどが一緒に出てきますが、食べる量を調節することもダイエットのポイント。
ご飯ものや麺料理などの炭水化物の比重を下げ、タンパク質を摂るようにしましょう。
最後に
ダイエット中でもおいしく食べられる低カロリーな韓国料理はいろいろあります。
低カロリーのメニューを選ぶのと同時にバランスと量を調節しながら、おいしい韓国料理をぜひ楽しんでくださいね。