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キムチはインフルエンザ予防に効果的?毎日食べると風邪をひかないの?

 

韓国の食卓に欠かせないものといえばキムチ。

日本でも各メーカーからたくさんの種類が売られていて、人気があります。

キムチを毎日食べると肌がキレイになる!とよく言われますが、実はもっと隠された効果が。

そこで今回は、キムチのいろいろな効能と病気の予防効果について探ってみました。

 

 

目次

キムチはどんな効能がある?

冬の大敵といえば、インフルエンザ。

毎年流行するインフルエンザは、日本全国を襲います。

特に子どもや妊婦、慢性疾患を患っている人や高齢者には、インフルエンザの予防接種が推奨されています。

インフルエンザの予防接種を受けることも重要ですが、私たちの体の基礎的な体力ともいえる免疫力そのものを高めることも必要。

冬場はインフルエンザウィルスが活発になるだけでなく、寒くて体の機能が落ちやすい時期だからです。

その免疫力を左右する免疫細胞の80%は、主に腸に分布。

つまり免疫力を高めるためには、腸内細菌を増やす食べ物を摂取することが近道だということです。

そこで注目されるのが、キムチ!

キムチは味噌やヨーグルトと同様、腸内細菌が豊富な発酵食品なので免疫力の活性化に効果的なのです。

発酵したキムチを少し食べるだけでも、40〜50億の乳酸菌を摂取することが可能。

さらにキムチの材料として使われる白菜、大根、唐辛子、にんにく、しょうがなどには多くの抗酸化ビタミンや無機質、繊維質が入っています。

キムチの発酵過程でビタミンCも大幅に増加します。

 

 

キムチはインフルエンザ予防に効果がある?

そんなキムチの乳酸菌には、新型インフルエンザA(H1N1)や鳥インフルエンザA(H7N9)などのインフルエンザを抑制する効果があるそう。

韓国食品研究院、高麗大学、世界キムチ研究所などの共同研究グループが行った研究によって、キムチのインフルエンザ抑制効果は科学的に示されています。

このようにキムチの持つ様々な効能を生かすには、加熱しないことがおすすめ。

例えばキムチチャーハンやキムチチゲなどは、栄養学的に見るとあまり良くありません。

発酵したキムチに存在する乳酸菌は、加熱すると全て死滅してしまうからです。

さらに、キムチに豊富なビタミンCは「最も熱に弱いビタミン」と言われており、これもまた加熱することで破壊されてしまいます。

キムチを生で食べることが乳酸菌の摂取につながり、免疫力を高めてインフルエンザを予防してくれるのです!

 

 

毎日食べると病気を予防できる?

キムチには、インフルエンザの予防だけでなくまだまだ秘められた効果があります。

キムチに豊富な乳酸菌は腸の健康に良いものとして広く知られていますが、最近ではがんの治療剤としても開発されるなど多方向で活用されています。

例えば神経疾患や炎症免疫疾患から始まり、肥満、糖尿、うつ病、脂肪肝、クローン病、大腸がんなどの治療剤としても注目されている乳酸菌。

さらに、キムチはアルツハイマーや認知症の治療に効果的だという研究結果も出ています。

キムチを毎日食べると、これらの病気を予防する効果まで期待できるのです。

 

一方で、塩分が多いことがキムチの欠点。

ある報告では、キムチ100g当たりナトリウムが平均569 mg含まれているとのこと。

食事摂取基準によると、日本人(成人)の一日摂取量は600mgなので、その他の汁物やおかずなどからの塩分摂取量を考えると塩分の摂り過ぎになってしまいます。

塩分摂取量に注意して、毎日適用量のキムチを食べることがおすすめです。

 

最後に

抗菌、抗酸化、抗がん、ダイエットなどの効果はもちろん、新陳代謝の活性化と免疫力の向上効果まで科学的に明らかになっているスーパーフード、キムチ。

薬に頼らない安全なウィルス予防食品としても、ますます注目を集めています。

 

賞味期限切れのキムチは加熱すれば食べられる?

 

 

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