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韓国語挨拶ビジネス編!仕事の時の自己紹介の仕方、握手、マナーを紹介!

日本の隣国、韓国の会社とビジネスで取引のある方や、出張や駐在などで韓国へ行く方も多いですよね。

もしくは展示商談会や国際会議などで韓国人と挨拶をする場面もあるかもしれません。

ビジネスでは第一印象が非常に重要!

そこで今回は、ビジネスの場面で役立つ韓国語の挨拶や事前に知っておきたいビジネスマナーをご紹介します。

目次

韓国語仕事の時の挨拶の仕方

まずは基本的な挨拶から。

儒教文化が残る韓国では年齢が非常に重要。

そのためビジネスでも、相手が年配者であれば自ら進んで挨拶に出ることがマナーです。

안녕하세요?(アンニョンハセヨ)

韓国語の基本的な挨拶は、안녕하세요?(アンニョンハセヨ)です。

日本語とは異なり、朝、昼、夜いつでも挨拶はこの一つ。

ただしやや改まった場面や初対面あるいは男性の場合は、より丁寧な硬い表現である안녕하십니까?(アンニョンハシムニカ)の方が好まれます。

例えばプレゼンテーションをしたり、年配者や目上の人へ挨拶をしたりする場面ではこちらを使いましょう。

반갑습니다.(パンガプスムニダ)

안녕하세요?(アンニョンハセヨ)の挨拶に続く表現として、반갑습니다.(パンガプスムニダ)。

日本語では「お会いできてうれしいです」という意味で、ビジネスの場面では頻繁に使われます。

初対面で握手をする時には欠かせない挨拶なので、ぜひ覚えておきましょう。

안녕히 가세요.アンニョンヒ カセヨ
안녕히 계세요.アンニョンヒ ゲセヨ

日本語の「さようなら」に当たる韓国語の基本的な別れの挨拶には二種類。

相手を見送る側と、自分が見送られる側で使い分けます。

안녕히 가세요.(アンニョンヒ カセヨ)は「가시다(カシダ)」という「行く」の尊敬語が使われているので、自分が相手を見送る時。

안녕히 계세요.(アンニョンヒ ゲセヨ)は「계시다(ゲシダ)」という「(そこに)いる」の尊敬語が使われているので自分が見送られる時、つまり自分が先に立ち去る時に使います。

또 연락 드리겠습니다.(ト ヨルラッ トゥリゲッスムニダ)

ビジネスでは今後の取引をスムーズに行うための挨拶も確認しておきたいところです。

또 연락 드리겠습니다.(ト ヨルラッ トゥリゲッスムニダ)とは、日本語で「またご連絡いたします」という意味。

「今後もぜひ連絡を取り合って良い関係を築きましょう」という思いを込めて伝えるといいでしょう。

もし相手側からのレスポンスを待つ場合は연락 기다리겠습니다.(ヨルラッ キダリゲッスムニダ)、「ご連絡お待ちしております」と伝えましょう。

韓国語の自己紹介の仕方

ビジネスの場面で自己紹介をする時、韓国語で伝えるととても好印象を与えます。

最低限のフレーズはぜひ覚えておきましょう。

1対1でも不特定多数に向けた自己紹介でも、どちらでも使えます。

〇〇라고 합니다.(〇〇ラゴ ハムニダ)

まずは「〇〇と申します」。

韓国語で名前は〇〇라고 합니다.(〇〇ラゴ ハムニダ)というフレーズを使います。

韓国人は名前が短いので通常はフルネームで伝えますが、日本人の名前はとても長くて覚えられないので苗字だけでも結構です。

잘 부탁드립니다.(チャル プタットゥリムニダ)

「どうぞよろしくお願いいたします」という意味。

韓国も日本と同様お辞儀の文化があるので、この挨拶と一緒に頭を下げるとより丁寧に。

韓国の会社訪問の仕方

取引のある韓国の会社や、これからお世話になる現地法人を訪ねた時の挨拶はこちら。

韓国では受付や窓口カウンターを設けていない会社も多いため、その場合は近くのスタッフに声をかけてみましょう。

〇〇님을 뵈러 왔는데요. (〇〇ニムル ベロ ワンヌンデヨ)

「〇〇様にお会いするために伺いました」という意味。

님(ニム)は「~様」に当たるので、必ず名前の後に付けましょう。

「사장님(サジャンニム)社長様」「과장님(クァジャンニム)課長様」「팀장님(ティムジャンニム)チーム長様」など、役職の後ろにも付けるのがマナーです。

명함을 전달해 주시겠습니까?(ミョンハムル ジョンダレ ジュシゲッスムニッカ)

「名刺をお渡しいただけますか」という意味。

韓国でも基本的には事前にアポを取って訪問することがマナー。

でも実際のビジネスでは、韓国出張のついでに挨拶に行ったり急遽スケジュールが変更になったりすることも多々あります。

そのような急な訪問で相手が不在の場合は、このフレーズを使って名刺を渡してもらうようにお願いしましょう。

韓国の応接の仕方

次は反対に韓国から来た取引先の人を迎える時。

会社として相手に失礼のないよう丁寧に対応しましょう。

어떻게 오셨어요?(オットッケ オショッソヨ)

「どのようなご用件でしょうか」という意味。

この言い回しはぶしつけな問いかけではなくとても丁寧なので、相手が年配の方でも失礼に当たりません。

실레지만 성함이 어떻게 되세요?(シルレジマン ソンハミ オットッケ デセヨ)

「失礼ですが、お名前をお伺いしてもよろしいでしょうか」という意味。

相手の名前を聞くときに便利なフレーズです。

よく聞き取れなければ、한 번 더 말씀해 주시겠습니까?(ハン ボン トー マルスムヘ ジュシゲッスムニッカ)「もう一度お願いします」と伝えましょう。

잠시만 기다려 주세요.(チャムシマン キダリョ ジュセヨ)

「少々お待ちください」という意味。

対面や電話など幅広いビジネスシーンで使える便利なフレーズなので、ぜひ覚えておきましょう。

韓国語感謝の仕方

ビジネスでは特に感謝を伝えることが重要。

特に韓国へ赴任して間もない方や年少者の場合は、感謝の言葉をよく使うように心掛けましょう。

감사합니다.(カムサハムニダ)

韓国語で「ありがとうございます」は감사합니다.(カムサハムニダ)。

過去の出来事に対しても、現在形で伝えることがほとんど。

これ一つ覚えておけばどんな場面でも使えます。

もう少しくだけた表現に고맙습니다.(コマプスムニダ)があります。

意味は同じですが、初対面や目上の人には감사합니다.(カムサハムニダ)が適切です。

韓国語のお詫びの仕方

ビジネスの場面では謝罪やお詫びをしなければならないことも。

基本的なお詫びのフレーズを覚えておくと役に立ちます。

죄송합니다.(チェソンハムニダ)

最もよく使われるお詫びの言葉は、この「申し訳ございません」。

ミスや不備などの過失、失敗した時などはこのフレーズを使って謝りましょう。

앞으로 주의하겠습니다.(アプロ ジュイハゲッスムニダ)

「以後気を付けます」という意味。

ビジネスの場面では特に今後の信頼回復に努めましょう。

韓国のビジネスマナー

日本と文化や習慣が似ている韓国ですが、ビジネスマナーに関しては例外も。

ここでは韓国のビジネスマナーを確認しておきましょう。

握手のマナー

日本に比べ、初対面で握手をすることが多い韓国。

通常は右手を差し出すことが多いですが、その時に左手を胸または右手首に軽く添えます。

視線は相手の目を見るのが基本とされていますが、年少者が年配者と握手をする場合は握手と同時に会釈をする姿勢を取ることも。

名刺交換のマナー

日本では名刺入れの上に名刺を置いて交換しますが、韓国では名刺入れをほとんど使用しません。

名刺を一枚差し出し、握手と同じくもう片方の手を胸または手首に軽く添えます。

相手の名刺を受け取るときも同様です。

接待でのマナー

「食」が非常に重要なものと考えられている韓国では、ビジネスの場面で接待はつきもの。

予定されていなかったにもかかわらずその場の流れで急に接待へ招待されることもあるので、接待でのマナーもぜひ知っておきましょう。

お酒は横を向いて

韓国の接待ではお酒が欠かせません。

昔から年長者の前でお酒を飲むことはタブーとされていた韓国では、現在でも相手には見えない方向に顔を向けてお酒を飲むことがマナー。

相手が正面に座っている場合は横に向けて、隣に座っている場合は反対に向けて飲みましょう。

ただし自分が社長や会長など、地位の高い立場で接待を受ける場合はこの限りではありません。

韓国では地位の高い人が、実際の立場にふさわしくない謙遜や自分を下げる行為をとることは適しませんので注意してください。

注ぎ足しはNG

日本では相手がコップを空ける前にお酒を勧めなければと、接待中も相手のコップを注視しがち。

でも韓国ではお酒の注ぎ足しはマナーが良くないとされています。

通常相手がコップを空けるまで待つか、こちらが注ぎ足す素振りを見せると相手が全部飲み干します。

反対に相手からお酒を勧められた場合もこのように対応しましょう。

最後に

今回はビジネスの場面における韓国語の挨拶やマナーを紹介してきましたが、日本とは異なる部分も多いです。

何より重要なことは相手に好印象を与え、相互に良い関係を築くこと。

そのためには、今回ご紹介した簡単な挨拶からぜひ試してみてくださいね。

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