2008年から日本のJリーグでプレーしたパクジュホ選手は、ヨーロッパのリーグを経て、現在韓国で活躍しています。
これまでどのような軌跡を辿ってきたのでしょうか。
スイス人妻や子供を含めた家族の紹介とあわせてまとめてみました。
(トップ画像https://sports.news.naver.comより)
プロフィール
生年月日 1987年1月16日
出身地 ソウル特別市
身長 176cm
体重 73kg
家族 妻、娘、息子
所属チーム
水戸ホーリーホック(2008~2009)
鹿島アントラーズ(2009~2010)
ジュビロ磐田(2010~2011)
FCバーゼル(2011~2013)
1.FSVマインツ(2013~2015)
BVボルシア・ドルトムント(2015~2017)
蔚山現代(2018~)
来歴
パクジュホ選手は、ドイツのブンデスリーガBVボルシア・ドルトムントの前MFで、現在は韓国Kリーグの蔚山現代で活躍するサッカー選手です。
海外リーグで活躍する他のサッカー選手に比べると、認知度がとても低いパクジュホ選手。
Kリーグではなく、日本でプロデビューしたことや、ヨーロッパ進出がスイスのリーグだったという点を考えると、サッカーファンにプレーを見せる機会があまりありませんでした。
2008年スンシル大学の4年生だったパクジュホ選手は、韓国国内ではなく、日本のJ2リーグだった水戸ホーリーホックに入団。
その年5月、愛媛FCとの試合でプロデビューを果たしました。
その後、鹿島アントラーズとジュビロ磐田を経て、2011年まで日本のサッカーリーグで活躍しました。
そして2011年、スイスの強豪FCバーゼルに移籍。
それまであまり知られていない選手でしたが、チームの主力選手として出場し、チャンピオンズリーグでは、同じ組だったマンチェスター・ユナイテッドを破り、トーナメント進出を封じました。
さらに、FCバイエルンミュンヘンとの対決では、相手の主力選手を抑え込むプレーを見せ、その名を広く知らせることになりました。
これらの活躍が高く評価され、2013年よりブンデスリーガの1.FSVマインツで、2015年からはBVボルシア・ドルトムントで活躍し、2017年にはK リーグの蔚山現代へ移籍することに。
韓国代表メンバーとしての活躍も見せています。
2014年に韓国で開かれた仁川アジア大会組予選では、マレーシアとサウジアラビア戦に先発出場し、ラオス戦には途中交代で出場しました。
攻撃を控え、守備型のMFとしての役目を確実に果たしたパクジュホ選手のおかげで、韓国チームに危うい場面が起きることはほとんどありませんでした。
こうして、韓国代表チームが28年ぶりにアジア大会で金メダルを獲得。
「オリンピックにて3位以上の入賞」と「アジア大会での優勝」に限られている兵役免除の特例を受けています。
そんなパクジュホ選手のプレースタイルは、素早い動きと鋭い左足キックが強みです。
さらに、突破力やパス能力、持ち合わせた資質を基本とした守備が特徴。
ヨーロッパのリーグから帰国してすぐは、フィジカルの弱さやプレースタイルの低下が指摘されましたが、今ではその弱点を大きく修正しています。
スイス人嫁との結婚の馴れ初め
現在パクジュホ選手は、スイス人の奥様アンナさんと娘、息子の4人暮らしです。
クジュホ選手がスイスのFCバーゼルに所属していた頃、チームの通訳アルバイトとして働いていたアンナさんと出会い、結婚。
その美しさに一目惚れしたパクジュホ選手が積極的にアプローチしたそうです。
そして、2015年に娘・ナウンちゃんが、2017年に息子・ゴヌ君が生まれました。
実は、パクジュホ選手との最初の縁は、パクジュホ選手の弟と大きく関係していたとか。
偶然、スイス行きの飛行機で隣の席に座ったパクジュホ選手の弟に、アンナが「どこに行くんですか」と尋ねたところ、弟は「(兄のいる)バーゼルです」と答えました。
「旅行客は普通、インターラーケン(スイスのベルン州にある都市)によく行きますよ」と話すと、弟がパクジュホ選手の写真を見せてくれたといいます。
当初、アンナは弟がただのバーゼルファンの1人だと思ったそうですが、のちの義弟になるとは・・・!
現在パクジュホ一家は、KBS 2TVで放送している大人気バラエティー番組「スーパーマンが帰ってきた」に出演し、話題を呼んでいます。
特に、現在3歳にもかかわらず、既に韓国語、ドイツ語、スペイン語、英語の4ヵ国語を話す娘・ナウンちゃん。
人形のように可愛らしく、人懐っこいその姿に、さらに多くのファンから愛されています。
このテレビの出演が、蔚山現代の試合の観客数増加につながっているそうです。
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アンナさんのインスタ
家族はこの夏大阪に旅行したようです。奥さんのインスタにはその様子が投稿されていました。
パクジュホ選手の家族愛にますます注目が集まっています。
インスタグラム
投稿数は多くありませんが、家族やチームのことがアップされています。
最後に
Jリーグでプロデビューを果たし、数々の強豪チームでプレーする中で、さらに強くなったパクジュホ選手。
その経験と家族愛が、パクジュホ選手をさらに強くさせる原動力だったんですね。
ますますこれからの活躍に期待が集まっています。
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