「子供に見せたいアニメ」ということで、おススメを選んでみました。
大人が見て面白いと思うものと、子供が見て面白いと思うものは違うかもしれませんが、子供のうちに見ておくと感性豊かになるんじゃないかと思うものを選んでいます。
タイトル数が多すぎるシリーズものや、どれを選ぶか難しいキッズ物は避けていますのでご了承ください。
親子で見たら親の方が号泣してしまうかも?!
サマーウォーズ(2009年公開)
『時をかける少女』や『バケモノの子』などの作品でも知られた細田守監督作品です。
細田作品の中でもエンターテインメント性の高いこの作品は、SF、アクション、コメディ、恋愛、家族ドラマの要素が盛り込まれていて、デジタル仮想空間で何でもできる未来の話と田舎の大家族というデジタルとアナログが同居した大傑作です。
この夏公開の細田監督最新作『未来のミライ』を見る前に、本作も是非!
河童のクゥと夏休み(2007年公開)
劇場版クレヨンしんちゃんの中でも傑作と呼ばれる『嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』『嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』の監督原恵一による作品。
環境問題やいじめ、マスコミによる過剰報道などの社会問題を風刺した作品でありながら、河童と少年の友情を通してそれらを描くことで子供から大人まで楽しめる作品となっています。
夏休みのある日、偶然出会った河童をクゥと名づけ家族内だけの秘密となるのですが、クゥの為に仲間探しに出かけたことから世間に河童の存在が知られてしまいます。
その後、マスコミによる執拗な報道が繰り返されクゥを怖がらせることになってしまうのです。
二人で河童伝説の残る遠野へ旅するシーンはとても美しいものですし、他にも心温まるエピソードもあり見ていてほっこりします。
PTA推薦作品にも選ばれているため子供と一緒に軽い気持ちで見ていると、子供以上に号泣してしまう恐れのある感動の作品ですよ。
あらしのよるに(2005年公開)
木村裕一による大人気絵本シリーズをアニメ化した作品です。
この物語は、オオカミとヤギという本来なら相容れないもの同士の友情を描いた感動ストーリーで、絵本と同様に映画も世界中で上映されました。
2匹は、あらしの夜に真っ暗な小屋の中で出会います。
相手の顔も見えぬほどの暗闇のなかであり、強い風の音もあって聞こえるのはお互いの声だけでした。お互いの正体を知らないまま話をするようになった2匹は、次第に打ち解けていきます。
そして、「あらしのよるに」を合言葉に翌日再び会うことを誓うのでした。翌日お互いの意外な正体を知るのですが、2匹は”ひみつのともだち”になるんです。
喰うものと、喰われるものが友達になるという物語は、見た目や思い込みで相手を判断してはいけないということを私たちに教えてくれます。
原作絵本は国語の教科書にも載るほどの名作ですので、子供に見せるのにはもってこいの作品だと思います。
ただし、大人も一緒に泣いちゃいますけどね。
東京ゴッドファーザーズ(2003年公開)
世界的に評価も高い今は亡きアニメ監督・今敏による作品です。
『千年女優』や『パプリカ』といった作品も有名ですが、本作が一番ポップで分かりやすいテーマの作品だと思います。
クリスマスの夜、東京は新宿に生きる3人のホームレスがゴミ捨て場で赤ちゃんを拾います。
3人はそれぞれに複雑な過去があり、それが赤ちゃんの親探しの旅の中で明かされていきます。
絵にかいたような凸凹トリオは、様々な奇跡を起こしながらいろんな人たちと出会い、そして色んな事件にも巻き込まれていくのでした。
それを非常にテンポよく描き、ジブリやディズニー、そして新海作品や細田作品とも違った、どこか古いアメリカ映画の様な雰囲気があるのが今敏作品の特徴です。
監督の他の作品は大人のためのアニメといった印象が強いのですが、本作はクリスマスの奇跡を描いた心温まるお話です。
未来少年コナン(1978年テレビ放送)
この10選の中で唯一のテレビアニメ作品です。
本作はスタジオジブリ設立前の宮崎駿監督が初めて監督(演出)をした作品であり、後のジブリ作品『風の谷のナウシカ』や『天空の城ラピュタ』が好きなら絶対に好きな世界観の作品と言えます。
放送当時は大ヒットした作品ではなかったのですが、このアニメを見て業界を目指した人が多いことや、アニメ界の大物が多く参加していたことでも有名な作品です。
このアニメは40年前に放送された古い作品ですが、SF、ファンタジー、アクション、アドベンチャーと様々な要素が詰まったとてもステキな冒険アニメであり、ジブリ映画のように家族みんなが楽しめる作品だと思いますよ。
トイ・ストーリー3(2010年公開)
定番のトイストーリーから3を選びました。
1,2が子供向けに作られたものだとしたら(もちろん大人でも楽しめますが)、この3はかつて子供だった人たちに贈るオトナにこそ見てほしい作品だと思います。
アンディは17歳になりもうおもちゃでは遊ばなくなっており、ウッディたちとの悲しい別れを描いた作品がこの3なんですね。
おもちゃとの別れは、自分の子供時代との別れでもあり、ディズニー作品の中でも特に大人向けの作品と言えるでしょう。
美女と野獣(1991年公開)
これまでに何度も映画化され、テレビドラマや舞台、そしてバレエの題材ともなっている作品で、元は18世紀のフランスの民話です。
ディズニーでも2017年に実写映画化され大ヒットしたので広く知られていますが、若い人だとこちらのアニメ版を見たことが無い人もいるのでは?
実写版より気軽に楽しめ、小さいお子さんから大人まで楽しめる作品ですので、見たことが無いという人はこの機会に是非!
続編も2作も、このサイトから見れるので気になった方はそちらも。
モンスターズ・インク(2001年公開)
『トイストーリー』や『ファインディングニモ』と並ぶピクサーを代表する作品です。
可愛いフォルムでカラフルなモンスターたちが暮らす”モンスターシティ”では、子供を驚かすことで悲鳴を出させ、それを採取したものが街のエネルギー源となっているというのも面白く、小さい人間の少女に振り回されてオロオロするモンスターにも笑えます。
コミカル要素も強い作品でありながら、とても感動する物語が魅力です。
続編の『モンスターズ・ユニバーシティ』もここで見れますよ。
シュガー・ラッシュ(2012年公開)
日本では評価の低いイメージがあるのがこの作品。
公開時のイメージソングが全盛期のAKB48だったこともあってか、いまいちディズニーファンの受けが良くなかったように思います。
しかし、その内容は非常にポップでカーレースやアクション、そしてコミカル要素も満載のハッピームービーなんです!
ゲームの悪役キャラが、粗悪役ではなくヒーローになりたいとゲームから飛び出し、他のゲームに飛び込んだところで謎の少女と出会い友情を深めていくというファンタジーとSFの中間のようなお話。
続編の『シュガー・ラッシュ:オンライン』の公開も予定されていますので、今のうちにチェックしておいてください。
ライオンキング(1994年公開)
ディズニーアニメの興行収入1位は『アナと雪の女王』なんですが、チケット代の価格が上がっていることを考えて観客動員数で判別すると1位になるのがこの作品なんです。
公開当時私も映画館に見に行きましたし、サントラも買ったほど大ヒットした男でも気軽に身に行けたディズニー作品なんです。
劇団四季のミュージカルの影響もあり、ディズニーに興味が無かった人にも知られた作品で、音楽の素晴らしさは個人的にはディズニー作品中No.1だと思っています。
主人公の成長と恋を描いた王道のストーリーは、プリンセスものやピクサー作品に興味がない人にもお勧めできる映画だと言えます!
無料動画視聴法は?
上記の作品はほとんどU-NEXTで視聴することができます。
(配信状況は変わるので、”全部”視聴できるとは断言しないことにします)
無料で見ようと違法にアップロードされた動画を見ることは、ウィルスに感染する恐れも強く危険です。
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