2017年より、日本のＪリーグ「ガンバ大阪」でプレーしている背番号11のファンウィジョ選手は、今シーズン20試合に出場し、9ゴールを決める活躍を見せています。
そんな日本のサッカーファンの間でも名の知れたファンウィジョ選手について、年俸や成績を調べてみました。
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ファンウィジョプロフィールと来歴
生年月日 1992年8月28日
出身地 韓国京畿道城南市
身長 184cm
体重 73kg
京畿道龍仁（ヨンイン）市にある龍仁小学校4年生のときにサッカーを始め、城南（ソンナム）FCのユースチームである豊生（プンセン）中学校、豊生高校に進学し、サッカーを続けました。
高校在学時には長身で密接性が優れ、シューティング力がずば抜けているという評価を受けた有望選手でした。
その才能が認められ、各種青少年代表チームに選ばれながら成長していきました。幼い頃から地元で活躍してきたローカル選手であることから、「城南の息子」 という愛称で呼ばれてきました。
大学2年生であった2012年、9試合9ゴールを記録し得点王に輝きました。
その後大学サッカーリーグで16試合に出場し、13ゴールを記録しました。
また、国家代表選手としてもミャンマーで開催されたAFC U-22チャンピオンシップ予選で5試合4ゴールを記録するという活躍を見せました。
インスタはある？
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ファンウィジョの成績と年俸
ファンウィジョ選手は、2013年からガンバ大阪に移籍する2017年まで、城南（ソンナム）FCでプレーしてきました。
2013年、初出場となった水原サムスンブルーウィングスとの試合でデビューゴールを果たしました。
その後、負傷や不振が続きましたが、2015年には22ゴール3アシストという成績でチーム内最多攻撃ポイントを記録しました。
2018年FIFAワールドカップロシア大会の予選選手に選抜され、2015年9月、ラオスとの試合で後半戦の交代選手として出場し、国家代表としての舞台に立ちました。
積極的に攻撃を繰り返しチャンスを作ったものの、デビュー戦での初ゴールは失敗しました。
その後、10月に開催されたジャマイカ戦にて、初ゴールを決め、国家代表としての初記録を残しました。
ファンウィジョ選手のプレースタイルは、アジアではなかなか見ることができないと言われています。
守備を避ける独特な動きが大きな武器の一つですが、得点を出せなかった試合を見ると、やはりその動きでチャンスを作れておらず、決定力でチャンスを逃していることが分かります。
年俸は非公開なので、ファンウィジョ選手がどれだけ高い水準の年俸をもらっているかは分かりませんが、2015年にガンバ大阪が移籍金として20億ウォンを提示したということを考えると、約10～20億ウォンではないかと推定されています。
兵役免除になるには？
韓国には兵役制度があり、国民の義務となっています。満18～35歳まで（例外を除く）の男子は、陸軍、空軍、海軍、海兵隊などに入隊します。
入隊期間は軍によって異なりますが、陸軍の場合21ヶ月（今後、段階的に短縮予定）で、スポーツ選手にとっては、今後の選手生命に大きな影響を及ぼす重大事項です。
2018年8月にジャカルタで開催されるアジアンゲームの韓国代表メンバーが発表され、24歳以上のオーバーエージ枠にファンウィジョ選手が入り、韓国国内で話題になっています。
兵役が免除される特例措置を受けるためには、「アジアンゲームでの優勝」、つまり金メダルを獲得する必要があるからです。
オーバーエージ枠は3名に限られているにも関わらず、ファンウィジョ選手が選抜されたことは、国民の間では予想外だったとの反応が大多数です。
韓国代表を率いるキムハクボム監督は、城南ＦＣの監督を務めた経験があることから、
「ファンウィジョ選手をメンバーに加えたのは縁故ではないか」
という国民の厳しい指摘を受けました。これに対し、キムハクボム監督は、
「チームの目標を達成するため、コンディションが良いファンウィジョを含め、攻撃陣にオーバーエージ枠2名を起用した」
と話しています。
自身の兵役問題がかかっているファンウィジョ選手は、記者からのインタビューで、
「まずは、チームの成績を最優先に考えている。自分の役割をしっかりこなし、引き続き努力すれば、いい結果を得られるはずだ。」
として、兵役よりチームの目標を重要視する考えを示しています。
追記：アジア大会2018サッカーで韓国は日本を下し優勝。野球でも優勝を飾り、選手たちの兵役が無事に免除されました。
最後に
日本でも活躍しているファンウィジョ選手がアジアンゲームでどのようなプレーを見せてくれるのか、日韓両国で期待が集まっています。
結果によっては韓国での兵役義務を果たすため、チームを離脱しなければならない可能性も出てきます。
今後、ファンウィジョ選手のプレーにますます目が離せませんね！