韓国アーチェリー界に彗星のごとく登場したキボベ選手。
数々の国際大会で圧倒的な強さを見せ、国家代表チームのエースと呼ばれています。
今回は、キボベ選手のプロフィールや輝かしい成績、結婚のなれそめなどをご紹介します。
(トップ画像https://sports.news.naver.comより)
キボベ(アーチェリー)プロフィール
生年月日 1988年2月20日
出身地 全羅北道高敞郡
身長 167cm
体重 57kg
家族 夫、娘
所属 光州広域市庁
アーチェリーの始まり
キボベ選手は小学4年生の時に課外活動でアーチェリーを始めました。
当時は将来スポーツ選手になることなど全く考えておらず、趣味で楽しむ程度だったそう。
中学1年生になると、担任の先生が個人懇談でキボベ選手の両親に
「アーチェリーの実力が素晴らしいので少年全国体育大会に出るべき」と勧めました。
その言葉がきっかけで同大会に出場し、中学3年生でなんと三冠王に。
その後すぐにジュニア代表に選抜され、本格的にアーチェリーの選手として歩み始めました。
代表漏れとスランプ
その後、光州女子大学へ進学し数々の国際大会で頭角を現し始め、2008年ジュニア選手権大会では団体で優勝。
同年世界大学選手権大会では、個人と団体で金メダルという快挙を成し遂げました。
このままの勢いで同年北京オリンピックの代表チームに選ばれるかと期待されましたが、残念ながら代表から外れてしまいます。
その後スランプに陥り、弓が手につかず成績は見る見る落ちてしまいました。
この時、キボベ選手の両親がアーチェリーを辞めることを真剣に勧めるほどだったそう。
でもこのスランプがきっかけで、キボベ選手は「自分にはアーチェリーしかない」と改めて認識したと言います。
国家代表のエースへ
これまで母校の大学から支援を受けてきたキボベ選手は、2010年所属先を光州広域市庁へ変更。
徐々にコンディションを整え、9月にスコットランドで開催されたワールドカップファイナルでは個人銅メダルを獲得。
さらに同年11月広州アジア大会アーチェリー女子団体戦では金メダルを獲得するなど、見事スランプから抜け出し完全復活した姿を見せました。
この時から、キボベ選手はアーチェリー代表チームの次世代エースと呼ばれるように。
数々の国際大会で頂点に
その後2011年7月にトリノで行われた世界選手権では団体金メダル、個人銅メダルを獲得。
続く8月に深圳で開催されたユニバーシアードでは個人、団体、混合全てで金メダルを獲得するなど、国際大会でメダルを総なめ。
2012年7月ロンドンオリンピックに出場したキボベ選手は個人、団体で金メダルを獲得するという快挙を成し遂げました。
さらに9月、東京で開かれたワールドカップファイナル個人戦でも金メダル獲得し頂点に。
翌2013年には、トルコで開催された世界選手権で混合、団体それぞれ金メダルを獲得するなど、圧倒的な強さを世界に見せつけました。
解説者キボベのデビュー
2014年仁川アジア大会の国家代表選抜戦では、予想外の10位という結果に。
オリンピックより厳しいと言われるアーチェリー大国、韓国の代表選抜戦で大きな挫折を味わいました。
選手として出場はできなかったキボベ選手でしたが、この大会で韓国放送局KBSのアーチェリー解説者としてデビュー。
分かりやすく安定的な解説で、解説者としての素質も見せました。
世界新記録達成
2015年7月に開かれた光州夏季ユニバーシアードアーチェリーリカーブ女子部70mでは、720点満点で見事686点を記録、世界新記録を達成しました。
個人と混合で金メダルを獲得したキボベ選手は二冠王に。
女子団体では決勝で惜しくも台湾に破れ、銀メダルを獲得しました。
続く8月コペンハーゲンで行われた世界選手権に出場し個人と混合でそれぞれ金メダル、女子団体で銅メダルを獲得。
世界を舞台にその勢いが止まることはありませんでした。
リオオリンピック出場
2016年8月、リオデジャネイロオリンピックに出場。
団体決勝ではロシアを相手にセットスコア5-1で見事勝利、金メダルを獲得しました。
個人準決勝ではチームメイトのチャンヘジン選手と対決。接戦の末、惜しくも勝利を逃してしまいました。
続く3位決定戦に出場したキボベ選手はメキシコの選手を下し、銅メダルを獲得。
韓国勢の圧倒的な強さで素晴らしい成果を収めたオリンピックとなりました。
同年9月デンマークで開かれたワールドカップファイナル個人決勝戦では、チームメイトで大学後輩の世界ランキング1位チェミソン選手と対決。見事7-1で下し、金メダルを勝ち取りました。
翌2017年の同大会でも、キボベ選手は個人金メダルを獲得しました。
2020東京オリンピックに向けて
2018年ジャカルタアジア大会の国家代表選抜戦では、12位という結果で出場権を逃したキボベ選手。
4年前の仁川アジア大会に続き、KBSのアーチェリー解説委員を任されました。
2019年の国家代表チーム選抜戦は、出産のため棄権。
3月までは出産休暇でアーチェリーから一旦離れましたが、4月から再始動しました。
2020年東京オリンピックへの出場を念頭に置き、国家代表最終メンバーの枠を狙います。
キボベの夫との結婚のなれそめ
www.metroseoul.co.k
キボベ選手はアーチェリーの実力はもちろん、その美しい外見にも注目が集まっています。
2017年11月、ソウル新聞社のマーケティング部に勤める8歳年上のソンミンスさんと結婚。
新婚旅行はフランスのパリへ行きました。
二人は2016年末に知人の紹介で出会い、長身のソンミンスさんからキボベ選手に交際を申し込んだそう。
実は二人が結婚を決めた当時、キボベ選手の両親はアーチェリーに集中するため結婚を反対。
度重なる説得の末、承諾を得たとか。
そして2018年12月31日、待望の女の子を出産しました。
最後に
数々の国際舞台で輝かしい成績を収めてきたキボベ選手。
アーチェリー強豪の韓国なだけに国家代表を逃したこともありましたが、解説者としても活躍するなど多方面での可能性を持ち合わせています。
今後、東京オリンピックへ出場するかどうかが注目されるところです。
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