韓国の卓球女子国家代表チームのエースと呼ばれるソヒョウォン選手。
これまでITTF世界ランキング8位という最高記録の保持者でもあります。
そこで今回は、ソヒョウォン選手のプロフィールと熱愛彼氏、かわいいインスタ姉妹画像などをご紹介します。
（トップ画像https://sports.news.naver.comより）
ソヒョウォンのプロフィール
生年月日 1987年5月10日
出身地 慶尚北道慶州市
身長 159cm
体重 54kg
家族 母、妹、弟
所属チーム 現代セメント卓球チーム（2006～2008）
韓国馬事曾レッツラン卓球チーム（2008～）
CTTSL 吉林北京中润华油（2015～2017）
Tリーグ トップおとめピンポンズ名古屋（2018～2019）
ソヒョウォン選手は小学2年生の時に体育の先生に誘われて卓球部に入ったことがきっかけで卓球を始めます。
もともとは攻撃選手でしたが、4年生になると同級生より背が高かったためコーチが守備選手へ転向させました。
小学5年生から全国大会で頭角を現し始め、中高を経て2006年3月新生実業団の現代セメントへ入団。
青少年時代
青少年時代は4強圏内に入る成績ではありましたが、代表チームには選ばれず脚光を浴びる有望選手ではありませんでした。
事実、高校3年生の時ラバーを交換して以降適応できず、失敗続きのスランプが到来。
無理に練習を続けた結果、実業チーム入団直後に腰の椎間板ヘルニアと診断を受けました。
このとき病院で「選手生活は終わった」と思ったそうです。
それほど深刻な負傷でしたが、手術後1年を超えるリハビリに耐え2007年奇跡的に復帰。
毎日12時間ずつリハビリを行い筋肉強化やトレーニングに集中した結果、体力とパワーがより一層レベルアップしました。
危機と転機
しかし、選手生活にまたもや危機が。
2008年に起きた世界金融危機によって財政難に陥った現代セメントが、その年10月卓球チームを解散。
23歳だったソヒョウォン選手は世界ランキング100位外だったので、行き場を失ってしまいました。
そんなソヒョウォン選手に可能性を見出し、手を差し伸べたのが韓国卓球女子の伝説、ヒョンジョンファ元国家代表選手でした。
ヒョンジョンファ氏は韓国馬事曾へソヒョウォン選手をスカウトし、集中的に管理と訓練を実施。
これにより2009年、初めて世界ランキング100位内へ上昇。
2010年スロベニア女子個人シングルスで8強入りするなど、卓球界で少しずつその名を広めていきました。
世界で注目される選手へ
2011年、着実に成長を続けていたソヒョウォン選手は3月に開催されたITTFワールドツアーポーランドオープンで初めて4強入り。
世界ランキングは一気に50位圏内へと突入します。
12月末、韓国国内で最高の権威を誇る第65回全国男女総合卓球選手権大会で当時最強の選手たちを次々と撃破したソヒョウォン選手。
プロデビュー後初めての優勝を飾りました。
この大会で守備選手としては歴代3回目、32年ぶりに優勝したソヒョウォン選手。
2011年はソヒョウォン選手に一気に注目が集まり、今後世界的に活躍する選手としての可能性を広げ始めた1年となりました。
国家代表選手へ
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2012年11月MBC卓球最強戦決勝戦で、女子実業最強チームと呼ばれた大韓航空を相手に素晴らしい活躍を見せ、国家代表級の選手を相手に全勝でチームを優勝へと導きました。
ロンドンオリンピック終了後、10年間韓国代表を引っ張ってきた主要選手が次々と引退。
まさに国家代表の世代交代が必要な時期でした。
そのため、2013年の国家代表選抜は例年にも増して激しい競争が繰り広げられました。
そんな中でソヒョウォン選手は、この年27歳にして初めて国家代表選手に抜擢。
ワールドツアーでも素晴らしい成績を出し続け、世界ランキングは30位圏内に安定。
その年ITTFワールドツアーコリアオープンでは、日本の石川佳純選手を退けワールドツアーで初となる優勝。
優勝という結果以上に、世界ランキングトップ10に入る最強選手たちに打ち勝ったことに意味がありました。
これにより、2013年5月の世界ランキングは21位で最高記録を更新。
11月初めに開催されたポーランドオープンでは二度目のワールドツアー優勝。
2013年2月に43位だった世界ランキングを2014年3月には9位まで一気に押し上げ、飛躍的な成長を見せたソヒョウォン選手。
初めてトップ10入りを果たし、韓国の卓球女子史上6人目の選手となりました。
2014年仁川で開かれたアジア大会以降、卓球ボールの材質がセルロイドからプラスチックへと変更となり、多くの選手が回転量やスピードの変化に適応できず苦戦。
その中でもソヒョウォン選手は高い適応能力により、ITTFワールドツアーグランドファイナルで準優勝という快挙を成し遂げました。
中国へ
2015年5月、世界最高の卓球プロリーグである中国のスーパーリーグ（CTTSL）に進出したいというソヒョウォン選手の夢が叶いました。
2015～2016年のシーズンを中国・吉林のチームと1年契約。
各主要な試合に出場し続け、次の2016～2017年シーズンまで契約を延期しました。
9月のベルギーオープンでは、ソヒョウォン選手通算3回目となるワールドツアー優勝。
同月タイのパタヤで開催されたアジア選手権に参加したソヒョウォン選手は、団体戦に出場。シンガポールのエースと大接戦を見せ、チームの4強進出へと導きました。
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準決勝では惜しくも中国に負け、銅メダルを獲得。
リオオリンピックへ
ところが、2016年。
ここまで順調な選手生活を送ってきたソヒョウォン選手でしたが、世界選手権の直後、肘の靭帯破裂によりリオデジャネイロオリンピックへの出場が不透明に。
ワールドツアーでも16強敗退、32強敗退などを繰り返し、コンディションが整わないままオリンピックに出場。
試合中も肘の状態がさらに悪化し、残念ながらメダルには届かず。
最高の舞台であるオリンピックでの負傷と不振に、ソヒョウォン選手は涙を流しました。
リハビリ
それ以降、コンディションはさらに悪化。
肘の靭帯は80～90％が破裂し左ひざにも深刻な負傷を抱え、通常のトレーニングを全く消化できない状態に。
ワールドツアーへも参加すらできず、リハビリだけ続ける日々を送りました。
この年アジア選手権団体戦で2回連続銅メダルを獲得したことを除き、2017年はソヒョウォン選手にとって最悪の成績に。
復活
翌年、2018年3月に行われたドイツオープンで見事復活を見せたソヒョウォン選手は準優勝。
翌月スウェーデンで開催された世界選手権団体戦では4強入りを果たしました。
4強の日本戦ではソヒョウォン選手は出場しませんでしたが、チームは銅メダルを獲得。
世界選手権では初めてのメダルを獲得となりました。
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同年8月ジャカルタで開かれたアジア大会では卓球女子団体戦で8年ぶりの銅メダル獲得に貢献。アジア大会ではソヒョウォン選手自身初めてとなるメダル獲得でした。
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その年10月日本の卓球プロリーグであるTリーグの名古屋と契約し、中国に続き二度目の海外進出。
12月に行われた第72回全国男女総合卓球選手権大会では、7年ぶり2回目の優勝を勝ち取りました。
ソヒョウォンのラバーは？
ソヒョウォン選手の強みは、強いサーブとこれを活用した攻撃、守備選手ながら隙を逃さずすぐに攻撃できるフォアハンドドライブです。
卓球のラケットに付着する部分をラバーと呼びますが、現在ソヒョウォン選手が使用するラバーはテナジー64。
テナジー64はボールのスピードと伸び、美しい放物線が魅力で、攻撃に優れています。
ソヒョウォンの妹ソヒョヨンについて
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妹ヒョヨン本人のインスタより
妹のソヒョヨンさんも元卓球選手。現在は卓球Youtuberとしても活動中で、その美貌も評判です。
姉ソヒョウォン選手についていって、日本のTリーグをレポートしています。
姉のインスタより
「日本でヒョヨンと一緒に出ました！これからも頑張っていきます！」
ニュースで紹介されたこともありました。
すごくかわいいみんな、かっこいい選手たちと素敵な時間を過ごしました＃日本＃素敵な時間＃名古屋
一番右が妹さん、その隣が姉のソヒョウォン選手、そして日本の選手たちです。
妹さんのYoutube,インスタもチェックしてみてくださいね！
ソヒョウォンの熱愛彼氏は？
ソヒョウォン選手は卓球の実力のみならず、その童顔でかわいらしい容姿が有名になり「卓球のオルチャン」と呼ばれています。
私生活にも注目が集まっていますが、これまで彼氏がいるという報道はありませんでした。
最近のインタビューでも「恋愛する時間も余裕もない。彼氏より運動が優先」と明かしています。
今年で32歳を迎えるソヒョウォン選手ですが、どうやらまだ結婚を考えている様子はないようです。今後の私生活にも目が離せませんね！
ソヒョウォンのかわいいインスタ画像！
うちの家族 サランへ
妹さんのほかに弟さんもいるんです。
画像は削除されてしまいましたが、日本のファンからハングルの手紙をもらったという投稿もありました。
という内容でした！
最後に
卓球選手としてはやや遅く開花したソヒョウォン選手。
負傷やスランプに苦しみながらも、日々の努力で着実にレベルアップしてきた姿がとても印象的です。
日本のTリーグでもぜひ応援したいですね！
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