新体操の前国家代表、シンスジ選手。世界の舞台で有望選手として注目を集めていました。
現在はプロボウリング選手へ転身し、新体操の解説者としても活躍しています。
今回は、シンスジ選手のプロボウリングへの転身理由や熱愛彼氏とのその後についてご紹介します。
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シンスジのプロフィール
生年月日 1991年1月8日
出身地 ソウル
身長 166cm
体重 47kg
所属 YAMAエンターテイメント
小学生の頃、リボンを持って新体操をする選手の姿を偶然テレビで見て憧れを抱いたシンスジ選手。
両親に新体操をさせてほしいと3年間もお願いし続けたそうです。
シンスジ選手はその頃から負けず嫌いで、一度目標を立てるとそのことだけに集中して努力を惜しまない性格でした。
ソウル世宗高校2年生のとき、2007年にギリシャで開かれた新体操選手権大会で17位を記録。
オリンピックへの出場権を獲得し、2008年北京オリンピックに出場しました。
当時、オリンピックの開催国として自動出場権が与えられた中国出身の選手を除くと唯一の東アジア出身選手で、韓国では16年ぶりの出場を果たしました。
結局、シンスジ選手はオリンピック予選ラウンドで12位に終わり、10位までの選手が出場できる最終ラウンドへは進出できませんでしたが、韓国の新体操史上最高の成績を残しました。
現役引退
ところがオリンピック終了後、足首の靭帯が破裂。さらに膝の負傷まで重なり、2012年ロンドンオリンピックへの出場権がかかっていたプレオリンピックに参加できず。
結局負傷という壁を乗り越えられず現役引退を宣言したのは、わずか22歳という年齢でした。
シンスジ新体操の成績は？
現役中の主な成績は、2006年インドで開かれたアジア新体操選手権ボール種目で銀メダルを獲得。続く2009年カザフスタンで開催された同大会ではチームで銀メダル、総合とボール種目で銅メダルを獲得しました。
シンスジ選手の現役中の主な種目はリボンで、日本ではもぐり回転とも呼ばれる新体操の技バックイルージョンを9回連続成功させた選手でもあります。
その持って生まれた柔軟性と音楽に合わせた表現力は非常に高い評価を得ました。
その一方でボールやフープの点数がリボンより相対的に低く、弱点として指摘されてきました。
また、シンスジ選手の体型も欠点として挙げる声も。
新体操選手としてはもともと痩せ形ではない上、過去のインタビューではトレーニング中にこっそり間食を食べていたことが判明したこともあったそう。
徹底した体型管理が重要な新体操選手。結局、韓国新体操の看板スターだったシンスジ選手はその選手生活に区切りをつけました。
新体操からプロボウリングへ転身の理由
2011年の全国体展が現役選手として最後の大会となったシンスジ選手。
新体操引退の理由は度重なる負傷もありましたが、幼い頃から新体操を続けるには金銭的な負担が大きく、両親が仕事を複数掛け持ちしてまで支援してきたそう。
そしてシンスジ選手自身もこれまで最善を尽くし、目標だったオリンピックの舞台に立つという夢を叶えたので、一度立ち止まって周囲を見渡してみると未練なく新体操から退くことができた、とインタビューで話しています。
シンスジ選手にとって目標は、金メダル獲得ではなくオリンピックへの出場でした。
選手として常に一番高い表彰台に上がらなければならないというプレッシャーも、想像以上だったと言います。
ボウリングの世界へ
新体操の現役引退後、親しい友人と近所のボウリング場へ行ったシンスジ選手。
友人とボウリングをしているうちに、負けず嫌いの性格のせいか次第にボウリングにのめり込んでいったそう。
新体操で経験した良い成績を残さなければならないというプレッシャーから解放され、楽しみながら運動ができることに気づかされ、それがきっかけで本格的にボウリングを始めました。
2014年、プロボウリング選手への転身を目標に大学院を休学。
休む間もなくプロテストに合格するためスパルタ式訓練を導入したシンスジ選手は、一日30ゲーム以上ボウリングに打ち込み、ボウリングを始めて一ヵ月後にはアベレージ180点まで記録しました。
指の節々に関節炎ができるほど練習に励み、デビュー戦の直前まで関節炎注射を受けたそう。
そしてその年11月、ついにプロボウラー選抜戦に合格しました。
シンスジ選手はボウリングについて、何より楽しみながら運動できることが一番の魅力だと答えています。
シンスジの熱愛彼氏とは現在？
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シンスジ選手は2018年1月、アイドルグループBeast出身のジャンヒョンスンさんとの熱愛説が浮上。
ボウリングを通して親しくなり、4ヵ月ほど前から恋愛へ発展したと公式に認めました。
一緒にボウリングを楽しむ姿が目撃されていましたが、二人の交際はわずか7ヵ月で終了。
理由は明らかにされていませんが、歌手とプロスポーツ選手という二人。
あまりに環境が違いすぎたのではとささやかれています。
最後に
新体操選手からプロボウラーへの転身を果たすまでの間、一日も欠かさず練習に練習を重ねトレーニングに励んだシンスジ選手。
はっきりとした目標を持ち、それを達成するまでの努力を惜しまず失敗を恐れないという熱意と闘志があってこそ、現在のシンスジ選手があるようです。
今後のプロボウラーとしての活躍にも期待したいですね！
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