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韓国人の仕事ぶり&仕事の仕方を日本人と比較!現地の会社で困ったこととは?

 

日本と韓国は言葉や習慣など似ているところが多いですが、実は仕事に関しては大きく異なる部分があります。

筆者が韓国で働いた経験から、日本と違う韓国人の仕事ぶりや仕事の仕方、韓国の会社で困ったことなどについてまとめてみました。

 

 

目次

韓国人の仕事ぶり&仕事の仕方

  1. 残業は当たり前

韓国の会社は、非常に残業が多いです。

最近ではマスコミなどで大きく取り上げられ減ってきましたが、それでもまだサービス残業をする会社がたくさんあります。

その上、直属の上司が帰宅しない限り部下は先に帰れず、仕事終わりの約束や用事を延期する人も。

また、会議の資料を共有したり上司に報告したりする時、個人の無料通話アプリ(カカオトーク)を日常的意に使う韓国。

そのため公私区分がつきにくく、帰宅した後も上司からメッセージが届いて対応せざるを得ないようなケースも多々あります。

 

  1. 個人プレー

社員の「報告、連絡、相談」が基本的な仕事の仕方である日本の会社では、所属する部署でのチームワークが重要とされます。

新入社員に社会性を求める会社が多いように、会社の目標を達成するためにはお互いが協力して足りない部分を補いながら成果を出そうとするのが日本のスタイル。

一方で、韓国人の仕事の仕方は完璧に個人プレーです。

もちろん会社には部署がありますが、基本的に自分の仕事は最初から最後まで自分で完結します。

分からないことを聞けば教えてくれますが助け合うという概念はなく、気付けば会社に一人残って深夜まで残業していたということも。

そのため、部署やチームごとの目標というものはあまりなく、個人がどれだけ目標を達成したかということが重要です。

また、韓国では入社一ヵ月に満たない新入社員にもいきなり大きなプロジェクトを一人で任せます。

入社研修やビジネスマナーなど人材育成の考え方はあまりありません。

 

  1. 売れば終わり

特に営業職に当てはまることですが、韓国人の仕事の仕方は「商品を売ること」まで。

売ってしまえば、あとは積極的に関わろうとしません。

例えば、商品の故障や不備などのアフターサービスはあまり丁寧とは言えない韓国。

「確認して連絡します」と言ったまま連絡が途絶えたり、何日待っても担当者が来ないので再度連絡すると何も記録が残っていなかったりすることも。

会社と会社の長い付き合いというよりは、その場でどれだけたくさん売れるかを重視しています。

 

  1. スタートが早い

日本の会社で何か新しい取り組みを始める時、予めスケジュールや内容、考えられる問題点、それに対する解決策など、時間をかけて何度も検討した後にスタートさせます。

一方で韓国では、ある程度準備が整ったらとりあえずスタート。

途中で何かトラブルがあれば、そこで臨機応変に軌道修正すればいいという仕事の仕方です。

実際にプロジェクト進行中、予期しない問題が発生し立ち往生したということも日常茶飯事。

例えば、建物を建て始めたけど途中で資金が足りなくなって何年も放置したとか、新しい取引先と十分な事前準備がされておらず急遽別の仕入先を探した、なんてことも。

「熟考するよりまずやってみる」そして「終わり良ければ総て良し」というのが韓国スタイル。

 

 

現地の会社で困ったこととは?

筆者が初めて韓国の会社に入社した時、他の社員は全員韓国人。

すると他の部署からもいろいろな仕事を頼まれ、最初はマーケティングの社員として採用されたにも関わらず、気付けば秘書、人事、財務、総務、商談会の司会や来客の対応まで、全部一人で行っていました。

他の仕事が立て込んでいる場合、韓国の会社では「できません」とはっきり断っても構いません。

むしろ口に出さなかったら、どんどん仕事は増えていく一方。

「あの人は今仕事が多そうだから別の人に頼もう」というような気遣いはありません。

今となっては幅広い分野で仕事ができたのでキャリアの糧になったと思っていますが、もう少し上手に意思表示をすべきだったと反省しています。

 

最後に

このように、仕事の面では日本と大きな違いがある韓国人の仕事ぶりや仕事の仕方。

これから韓国の会社に就職する人はまずは自分から先に同僚や先輩、上司と積極的に関わろうという姿勢を大事にすれば仕事もうまくいくはずです。

現在日本の会社に勤めていて韓国の会社と取引がある人も、ぜひ参考にしてみてくださいね!

 

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