高校や大学、韓国語教室などで韓国語を勉強する人もいますが、独学で韓国語上級レベルまでマスターした人も!
そこで今回は、初心者が韓国語を独学で勉強するおすすめの方法をご紹介します。
初心者が韓国語を独学で勉強する方法
韓国語初心者が独学で勉強する場合、まずはテキストを二冊買いましょう。
一冊は文法の本、もう一冊はリスニングの本です。
文法とリスニングの本をおすすめする理由は、初心者が韓国語の基礎を着実に身につけるためです。
書店に行くとたくさんの韓国語のテキストが売られていて、どれがいいか迷ってしまいます。
レベル別にシリーズで作られているテキストもあるので、長期間かけてレベルアップを考えている人ならその方が使いやすいです。
まずは読み書きができないといけないので、文法のテキストでハングルからスタート。
たいていの本には最初のページにハングル一覧表があり、簡単な導入から始まります。
次に会話のダイアローグがあり、その例文に含まれる新出単語や動詞の活用、慣用句などを一つひとつ覚えていきます。
過去形、未来形、依頼文などテキストに沿ってレベルアップすることで、韓国語能力がぐんと伸びます。
そして重要なのがリスニングの本。
独学の場合「文法は頭に入っているけど話せない」「単語は聞き取れるけど文全体の意味が掴めない」というような人が多いはず。
そんな独学の欠点をカバーするのが、このリスニングの本です。
できればフレーズが全てCDに収録されているものがおすすめ。
もちろんハングルさえ分からない時点では、フレーズを聞き取れるはずがありません。
たとえ単語の意味が分からなくても、とにかくそのCDを反復して聞き続けます。
何度も何度も毎日聞き続けると、自然にそのフレーズが頭に入ってきます。
まるでK-POPの音楽を毎日聴くと、意味は分からないけど歌詞を覚えてしまうのと同じ感覚です。
次にテキストを開いて、そのフレーズの構成と意味を目で確認します。
そうすることで、耳で聞いた音と目で見た文字が一致し、自然にそのフレーズを聞き取ることも口に出すこともできるようになります。
この勉強法の良いところは、ネイティブのイントネーションや発音を正しく身につけられること。
独学ではどうしても正しい発音を身につけるのが難しいですが、CDから聞こえてくる音をそのまま口に出すことでこの問題を解決できます。
韓国語を覚えたら使ってみる
語学習得でもっとも大事なことは、恥ずかしがらずに使ってみること。
韓国人の友達がそばにいれば積極的に話してみましょう。
できたら共通の趣味があると会話がはずんで楽しいでしょう。
ドラマや歌詞で単語を覚えるのがいい?
韓国ドラマやK-POPが好きな人は、ドラマや歌詞で韓国語を勉強するのもおすすめ。
この勉強法のメリットは、何より動機づけになることです。
好きな俳優やアイドルの話す韓国語をもっと理解したい!という気持ちが強いほど、ますます韓国語はレベルアップします。
ドラマや歌詞で覚えるときの注意!
ただ、ドラマや音楽に出てくる単語は実際に韓国人が日常生活で使う韓国語ではありますが、必ずしも正しいとは限りません。
例えば、最近の流行語や略語、若者言葉などもたくさん含まれます。
そのため韓国語初心者にはややハードルが高いです。
韓国語の独学に役立つツールではありますが、あくまで補助的なものとして勉強に取り入れましょう。
ドラマや歌詞で覚えるときのポイント
ドラマや歌詞で単語を覚えるときのポイントは、耳で聞くだけでなく目で文字を確認すること。
特にセリフや歌詞には話し言葉がそのまま使われることが多いので、単語が簡略化されています。
韓国語初心者がそのままの単語を覚えてしまわないように、正しい単語の派生した形であることを目で確認した方がいいでしょう。
韓国語の字幕を見るなら、YouTubeで簡単に探せるバラエティ番組がおすすめ。
バラエティは韓国語でテロップが出るので、韓国語の勉強にも役立ちます。
最後に
韓国語初心者には、独学でも基礎からしっかりレベルアップできるこの勉強法がおすすめです。
独学でつまずいている人や語学力の伸びを感じられない人は、ぜひこの勉強法を実践してみてくださいね!