「人生を変える映画」とはかなり仰々しいものですが、私が強く影響を受けたのはやはり青春時代に見た映画になるでしょう。
今とは違いテレビでも多くの映画が見られ、レンタルショップがどんどん増えてきていた時期ということもあり様々な映画に触れてきました。
しかし、実際選んでみるとやはり中学、高校時代を過ごした80年代、90年代の作品が多くなりました。
邦画作品を始め、香港映画やジブリ作品、ハリウッド大作に、インディペンデント作品など色々と思い浮かびますが、今回はU-NEXTで気軽に見れる作品を選んでみましたので、何かしら映画が見たい時の参考にでもなれば幸いです。
プロジェクトA(1983年公開)
ジャッキー・チェンで一本選ぶならこれ!
ジャッキー・チェンがとにかく好きでジャッキー出演作品ならすべて見てるのですが、その中から1本選ぶのは至難の業です。カンフー映画なら『酔拳』や『少林寺木人拳』も捨てがたいし、80年代でいえば『スパルタンX』だったり『ポリスストーリー』もあるし、『プロジェクト・イーグル』や『ミラクル』も名作です。
だが人に1本だけ薦めるならやはり本作になるでしょう。スタントなしの時計台落下は勿論のこと、コミカルアクションとして最高ですし、物語の設定となる水上警察というのも面白い。
更にサモハン、ユウ・ピョウとの豪華共演も見れて、エンターテインメント性も高いという香港映画の集大成のような作品だからです。
男たちの挽歌(1986年公開)
監督ジョン・ウーの名前を知らしめた作品であり最高傑作。
男たちの友情と、スローモーションを多用した激しいガン・アクションが見どころの”男泣き必死”の作品です。
この作品は、チョウ・ユンファ、ティ・ロン、レスリー・チャンの出世作でもあり、”香港ノワール”と呼ばれる新しい流れを作った記念碑的作品です。監督は日本の日活アクションやヤクザ映画、さらに西部劇などからも強く影響を受けていますが、本作も後世に大きく影響を与えていて、タランティーノやウォシャウスキー兄弟、さらにスコセッシなどがジョン・ウー作品のフリークです。
続編の『男たちの挽歌Ⅱ』も傑作なのでこの2本は必ず見てください。このほかにも男たちの~と付く作品は沢山ありますが、ただ邦題として付いているものがほとんど。中には『狼/男たちの挽歌・最終章』のような秀作もあるので興味があればそちらも是非。
先ほど挙げた監督作のファンや、『インファナル・アフェア』やジョニー・トー作品が好きな方で本作を見てないとしたら人生損してますよ!
レオン(1994年公開)
殺し屋レオンと少女マチルダの純粋な愛を描き、スタイリッシュなアクションと数々のドラマティックな音楽に支えられた傑作。
監督のリュック・ベッソンはこれまでに『グランブルー』や『ニキータ』といった作品で知られていましたが、今作で初めてアメリカを舞台としフランス映画界の寵児から大きく世界へ羽ばたきました。その後も『TAXI』シリーズや『トランスポーター』シリーズ、『96時間』シリーズなどの監督や製作総指揮などを担ってきましたが、やはり本作が最高傑作でしょう。
レオンは殺し屋としては超一流だけど学が無く、普段はマチルダに何かと教わってばかりなのがどこかほっこりします。そんな奇妙な友情とも愛情とも言える関係を描くシーンと、殺しのシーンや警察に襲撃を受けるシーンとのギャップが大きいことでそれぞれを際立たせています。
ジャン・レノのおとぼけの表情や、ナタリー・ポートマンの大人びた雰囲気、そしてゲイリー・オールドマンの狂気ぶりは素晴らしいもので、アクション、コミカル、泣きも含んだ最高の映画だと思います。
劇場公開版と完全版がありますが、両方を見比べた上で多くを語らない劇場公開版の方が私は好きですね。
ユージュアル・サスペクツ(1995年公開)
言わずと知れたケヴィン・スペイシーを一躍有名にし、監督ブライアン・シンガーを世に出した大傑作!
それまでアクションやコメディしか見なかった私が<サスペンス>に興味を持つことになった作品です。
ストーリー展開、散りばめられた謎、登場人物の演技力と、すべてにおいて魅力的な作品で、公開から20年以上たった今見てもその面白さは変わりません。
カイザー・ソゼという顔も見せない魅力的な悪役キャラが真の主人公ともいえるのもこの作品のポイントで、張り巡らされた伏線が終盤に一気に回収されていく展開は何度見ても爽快!最後の最後までカーザー・ソゼの正体が分からないのがこの作品の面白さで、ラストシーンはカッコいいったらありゃしない!!
映画好きからしたらベタな作品かもしれませんが、とにかく面白いので必見です。
セブン(1995年公開)
『羊たちの沈黙』や『ユージュアル・サスペクツ』と並ぶ90年代サスペンスの傑作の一つ。
”七つの大罪”に沿って起こる連続殺人を追う老刑事と若手刑事の姿を描いたサイコ・サスペンスの金字塔であり、刑事を演じたモーガン・フリーマンとブラッド・ピットの熱演は素晴らしく、同年公開の『ユージュアル・サスペクツ』にも出演しているケビン・スペイシーはこの2本の映画で大ブレイクすることになりました。
刑事が殺人犯を追う話ではありますが、証拠から犯人が判明するのではなく犯人自ら自首してきたりと、推理要素や謎解き要素よりも犯人の動機や正体が分からない恐怖を描いた作品だと思います。
見終わった後に何とも言えない後味の悪さが残る作品であるのに、モヤモヤ感や消化不良を感じるより”面白い”と思える唯一無二の作品でした。
ダークナイト(2008年公開)
数多くあるバットマン作品の中の”ダークナイト・トリロジー”の2作目にあたる作品。
『バットマン・ビギンズ』と『ダークナイト・ライジング』を繋ぐ作品であり『メメント』や『インセプション』などでも知られたクリストファー・ノーラン監督作品。
個人的にはマーヴェル作品を含めた全アメコミ映画の中でも最高傑作だと言っても過言ではないと思います。
このシリーズは勿論バットマンが主人公なのですが、2作目に限って言えば悪役であるジョーカーがメインの作品であるとも言えます。それほどジョーカーを演じたヒース・レジャーの演技は素晴らしく、彼が急死した後にアカデミー助演男優賞を受賞したほどです。
この”ダークナイト・トリロジー”自体、重々しい雰囲気と骨太のアクション、CGではないリアルな爆破や車の横転シーンなど<アメコミ>という枠にはめてしまうには勿体ないほどの、素晴らしいアクション映画となっています。
<アメコミ>作品と聞くと子供が見る映画、オタク向けの映画というイメージがあるかもしれませんが、このシリーズに関して言えばそんな先入観は捨てて見てほしい大傑作だと自信を持って言えます。
ショーシャンクの空に(1994年公開)
この作品はあれこれ説明する必要もないほどの大名作。
多くの方がベスト映画に挙げるほどの作品ですが、私にとっても同様で公開当時から今まで変わらずBEST1に輝く作品です。
実は公開当時は興行的には成功したと言えない作品でしたが、アカデミー賞7部門にノミネートされる程評価は高い作品でした。
同時期に『フォレスト・ガンプ』や『パルプ・フィクション』『スピード』などといった興行的にも成功し評価も得た作品があり、本作はそれらの陰に隠れた形になったのですが、のちのビデオ発売やレンタルなどによって徐々に人気が高まり今のような評価になった作品なんです。
私もなんとなくレンタルしてほれ込んだのですが、当時はそこまで知名度の高い作品ではなかったので今の評価が信じられないですね。
もし、名前は聞いたことはあるけど実は見たことはない、という方がいましたらこの機会に是非見ていただきたいと思います!
スタンド・バイ・ミー(1986年公開)
『ショーシャンクの空に』と同じくスティーブン・キング原作による作品。
あまりにも有名なベン・E・キングが歌う”スタンド・バイ・ミー”が印象的な、ノスタルジックな青春ドラマです。
1950年代の片田舎を舞台に、少年たちのひと夏の冒険を描いたロードムービーのような雰囲気もある作品で、兄弟、家族についての問題を抱えた少年たちが、町から30キロばかり離れたところに放置されているという死体を探しに行く物語となっています。
リアルタイムで見た作品ではないですが、もともと数十年前を舞台としているのでいつ見ても古臭い感じはなく、時代や国は違えど共感するところや自分の想い出とも重なるところが一つはあるはずです。大爆笑したり、大号泣したりする作品ではないのですが、自分が大人になってしまったことを再確認できる特別な作品だと思います。
若くして亡くなったリバー・フェニックスやまだ売れる前のキーファー・サザーランド、ジョン・キューザックが出演しているのにも注目です!
ハイ・フィデリティ(2000年公開)
イギリスの人気小説家ニック・ホーンビィによる同名の小説を映画化した作品。
この方の作品は本作以外にも『ぼくのプレミア・ライフ』や『アバウト・ア・ボーイ』も映画化されており、個人的にも大好きな作家です。
レコードショップを経営する主人公が恋人に別れを切り出されたことで、何故いつもフラれるのかを悩み過去の彼女たちに「どうして自分をフったのか」を確認していく情けない男のコメディ映画です。
作品の特徴としては、非常にこだわった選曲と音楽オタクの会話が魅力的で、私個人も音楽オタクであるため非常に特別な作品となりました。
ジョン・キューザックとジャック・ブラックの掛け合いや、恋のライバル役で登場するティム・ロビンスのコミカル演技が最高で、音楽好きの共感度抜群の作品だと思います。未だに年に1度は見たくなる思い入れが強い映画です。
ノッティングヒルの恋人(1999年公開)
個人的恋愛映画No.1作品がこの映画。
大げさに言えば現代版『ローマの休日』とも呼べる一般人とスターの恋を描いていて、こちらは見事なハッピーエンドなの特徴です。
物語自体に驚きの展開などはない、出会って、再会して、惹かれて、別れて、再び再開するという、恋愛ドラマの定番を行く作品なんですが、それをコミカルなテイストで演出し、脇役のキャラも強烈なのでコメディとしても素晴らしい作品になっています。
主人公の心情を表したような特徴的な音楽使いや、伝説的名曲となったエルヴィス・コステロがカバーした「She」もあり、非常にドラマティックな古き良き恋愛映画の要素を持ったベタなラブストーリーと言えます。
主人公とヒロインが友人宅で自らの不幸自慢をするシーンや、ヒロインから告白をされるも断ってしまったことを友人たちに相談し、友人たちと共に会見場へ駆けつける最高の終盤など、エンターテインメント作品としてもとてもよく出来た作品ではないでしょうか。
感情の細かいとこまで描いたりする繊細な物語ではありませんが、こんな出会いがあったらなぁと思う<妄想の恋愛>を実体化したような非常にハッピーな映画です。
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