韓国出身のメジャーリーガー、チュシンス選手。
現在はテキサス・レンジャーズ所属の外野手で、アジア選手初となる数々の記録を達成したことでも知られています。
今回は、チュシンス選手のプロフィールと成績、美人妻と子供、家族についてご紹介します。
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秋信守チュシンスのプロフィールと成績
生年月日 1982年7月13日
出身地 釜山広域市
身長 180cm
体重 95.3kg
所属 シアトル・マリナーズ(2005~2006)
クリーブランド・インディアンス(2006~2012)
シンシナティ・レッズ(2013)
テキサス・レンジャーズ(2014~)
プロデビュー前
ロッテジャイアンツのスター選手だった叔父パクジョンテ氏の影響を受け、幼い頃から野球選手になることが夢だったチュシンス選手。
釜山にある小中学校を経て釜山高校へ進学し、高校2年の頃から頭角を現し始め、投打素晴らしい実力でエースとして活躍しました。
大統領杯では釜山高校を2年連続優勝へ導き、自身も2年連続となるMVPを獲得。
多くのプロ球団から注目を浴び始めました。
2000年にはU-18韓国代表に選ばれ、カナダで開催された世界青少年野球選手権大会に出場。大会MVPを獲得しました。
高校を卒業する2001年、KBOリーグ(韓国プロ野球)のロッテジャイアンツからドラフト1位で指名されましたが、これを拒否。
チュシンス選手はシアトル・マリナーズと契約を結び、KBOを経ずアメリカ行きを決めました。
マリナーズでMLBデビュー
2001年からシアトル・マリナーズ傘下のマイナーリーグで選手生活を始めます。
高校までは平均時速140kmの球を投げる投手でしたが、MLB(メジャーリーグ)では打者へ転向。
2005年にメジャーリーグ昇格を果たし、2006年半ばから出場の機会を少しずつ増やしてきました。
ところが当時、チュシンス選手と同じ外野手だったのが日本のイチロー選手。
イチロー選手は足が速くメジャー1年目から既にチームのスーパースターとして活躍していたため、チュシンス選手はシーズン途中でクリーブランド・インディアンスへ移籍することに。
最多安打を記録
チュシンス選手にとって移籍後初の試合となったのが、古巣シアトル・マリナーズとの対戦。
見事メジャー初ホームランを打ち放ちました。
翌2007シーズンは他のベテラン選手の活躍により出場の機会が少なく、マイナーリーグに降格。
9月には肘の靭帯手術を受け、リハビリに励む日々が続きました。
2008シーズン序盤までは故障者リストに入っていましたが、5月のカンザスシティ・ロイヤルズ戦で復帰。
怪我の影響で打率は2割4~5分に留まっていましたが、次第に安定。
シーズン半ばからは打撃力を発揮し、8月の出塁率は4割、長打率6割という活躍を見せました。
9月半ばには48打点を記録し、韓国出身打者のシーズン打点記録を更新。
さらに9月末には、韓国出身メジャーリーガーとして最多の87安打を達成しました。
このシーズンは94試合に出場し、打率.308、14本塁打66打点という素晴らしい活躍を見せ、一躍チームのトップ選手へと躍り出ました。
新たな記録を樹立
2009年3月に開催されたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に、韓国代表として出場。
代表メンバーでは唯一のメジャーリーガーとして、多くのファンから期待が寄せられました。
肘の痛みにより本調子ではありませんでしたが、準決勝のベネズエラ線、決勝の日本戦では二試合連続ホームランを放つなどの活躍を見せました。
レギュラーシーズンでは、開幕から自身初の4番打者および右翼手として出場。
10月にはアジア出身選手として初めて打率.300、20本塁打20盗塁を達成しました。
翌2010シーズンが開幕。
5月のシンシナティ・レッズ戦では4打数3安打2本塁打3打点を記録し、昨シーズンに続き打率.300を示したチュシンス選手。
9月のカンザスシティ・ロイヤルズ戦ではツーランホームラン、満塁ホームラン、ソロホームランを放ち、1試合で3本塁打7打点を記録しました。
このシーズンも打率.300、20本塁打20盗塁を2年連続で達成し、チュシンス選手の活躍はまさに全盛期を迎えました。
広州アジア大会と兵役免除
2010年11月に開催された広州アジア大会に韓国代表選手として出場し、大会初戦の台湾戦では2打席連続ホームランを打つなど存在感を示しました。
大会を通した個人成績は14打数8安打3本塁打3盗塁、打率.571という活躍ぶりで、韓国の金メダル獲得に大きく貢献。
韓国には兵役の義務がありますが、アジア大会での優勝により兵役免除の特例を受けました。
度重なる負傷
2011シーズンを前に、球団は5年で4500万ドルの長期契約を提示。
ところがFAを見込んだチュシンス選手は長期契約を拒み、年俸397万5000ドルで1年契約を結びました。
シーズン中の5月チュシンス選手が飲酒運転で逮捕されるという事件が発生。
罰金を払って釈放されましたが、多くのファンを失望させることに。
6月にはデッドボールを受け左手親指を骨折。故障者リスト入りし手術を受けました。
その後9月には復帰しましたが、運悪く左脇腹を負傷し再び故障者リスト入り。
そのままシーズンを終えることになりました。
2012シーズン明けの4月、昨シーズンに痛みを抱えた同じ左脇腹にデッドボールを受けたチュシンス選手。
シーズン序盤は低調気味だった打率が、7月以降はマルチヒットや本塁打を放ち徐々に上昇。
しかし起伏が激しく打撃は安定せず、シーズン最終成績は155試合で打率.283、16本塁打21盗塁67打点で終わりました。
シーズン終了後、シンシナティ・レッズへ移籍することが決まりました。
レッズ時代
シンシナティ・レッズ移籍後、マルチヒットや連続ホームランを放つなど好調な滑り出しを見せ、7月には同じく韓国出身のリュヒョンジン選手と対戦。
多くのファンから注目を集めましたが、結果は凡打や三振で無安打。
残念ながら、軍配はリュヒョンジン選手に上がりました。
このシーズン最終成績は打率.285、21本塁打54打点20盗塁を記録。
シーズン終了後、テキサス・レンジャーズのフィジカルテストに合格。
7年1億3000万ドルという契約に合意し、正式に移籍を発表しました。
スランプからの復活
テキサス・レンジャーズのデビュー年となった2014シーズン。
ところが、メジャーで自身初となる1試合5三振を記録するなど不振が続きました。
さらに右肩と両足首の負傷で成績は低迷。
チームの打席変更や高額年俸に対するプレッシャーなど、様々な要因によってスランプに陥りました。
8月には左肘の手術を受けて故障者リスト入り。
このシーズンは打率.242、13本塁打40打点58得点110安打で幕を閉じました。
翌2015シーズン開幕後も調子が整わず、最悪の状態でスタート。
打率が低迷し、シーズン前半は非常に苦しい試合が続きました。
後半に入ると徐々にペースを持ち直し、本来の実力を発揮。
7月にはMLB韓国出身選手としては初となるサイクル安打を達成しました。
9月以降は6試合連続マルチ出塁を記録し、2015シーズン後半の出塁率はリーグ1位に。
その後徐々に打率を上げ、シーズン最終成績は打率.276、22本塁打82打点92得点を記録しました。
繰り返す故障者リスト入り
シーズン明け間もない4月、試合前のトレーニングで右ふくらはぎに違和感を覚え、MRI検査の結果、捻挫と診断されて故障者リスト入りを余儀なくされました。
5月には復帰しましたが、今度は左太もものハムストリングを痛め3回裏に交代。
7月には腰の痛みを訴え精密検査をするため球場を離れることに。
さらに8月のオークランド・アスレチックス戦ではデッドボールを受け、左腕を骨折。
度重なる負傷でそのままシーズンを終えることになりました。
翌2017シーズンは、指名打者として打撃に専念。
シーズン前半はまずまずのプレーでしたが、後半は持ち直しマルチヒットや連続ホームランを放ったチュシンス選手。
このシーズンは149試合に出場し、544打数142安打22本塁打96得点78打点を記録しました。
MLBでの記録を樹立
負傷を乗り越え2018シーズンに臨んだチュシンス選手は5月にはMLB通算176号ホームランを放ち、アジア出身打者の最多本塁打を記録。
さらに韓国人打者としては初めてオールスター出場を果たしました。
その後打率は急落し、完全復活とは言い難いシーズン終了となりました。
チュシンス選手がテキサス・レンジャーズ6年目となった2019シーズンが開幕。
4月にはMLB通算1,500安打達成し、打率は.333まで上昇。
5月は2試合を除きすべての試合で出塁し、全般的に好プレーを繰り広げました。
そして6月ボルチモア・オリオールズ戦に出場し、最初の打席でホームランを放ってMLB通算200ホームランを達成しました。
秋信守チュシンスの嫁と子供、家族について
チュシンス選手は2002年、6ヵ月交際した一つ年下のハウォンミさんとスピード結婚しました。
二人は知人の紹介で出会い、チュシンス選手が奥様に一目惚れ。
初めて会った次の日には交際がスタートしたそうです。
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その後長男ムビン君、次男ゴヌ君、長女ソヒちゃんが誕生しました。
奥さんのインスタでは夫婦のアツアツぶりを公開。(2019年7月時点で非公開)
幸せいっぱいのツーショットは、今でもまるで新婚夫婦のようです。
http://www.kukinews.com
さらに子どもを含めた家族写真も度々登場し、長男の中学校卒業式や野球関連イベントに家族全員で出席するほど仲良し家族。
http://www.ksilbo.co.kr/news
長男は既に身長が186cmに達し、父チュシンス選手を超えたそう。次男も父の影響で野球に熱中しています。
最後に
繰り返す怪我と不振により長く苦しい時期を過ごしたチュシンス選手。
その傍ら、アジア出身のメジャーリーガーとして数々の輝かしい記録を残しています。
今シーズンは打率も上がり、状態を立て直している様子。
今後の成績や動向に注目が集まっています。