韓国ワーキングホリデーの仕事・求人・バイトの探し方!給料はどのくらい?

 

日本人に人気の高い韓国ワーキングホリデー。

日本で数年働いた後に韓国就職を目指す人や、短期留学の次のステップとして利用する人の多い制度です。

今回は、韓国ワーキングホリデーの仕事や求人、バイトの探し方と給料などについてご紹介します。

 

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ワーキングホリデーとは?

そもそもワーキングホリデーとは、日本と韓国の協定に基づき青年(18~30歳)が休暇を楽しみながら、滞在資金を補うために一定の就労が認められているビザのこと。

正式には「H-1(観光就労)ビザ」を取得し、韓国での生活がスタートします。

ワーキングホリデーでは韓国語を勉強するために学校へ通ったり、渡航してすぐ仕事を始めたりすることもでき行動範囲に制限が少ないことが一番の魅力です。

 

韓国ワーホリの仕事・バイト・求人の種類

韓国ワーキングホリデーではいろいろな仕事に就くことができます。

特に日本人を必要としている職種も多く勤務時間や場所を限らなければ、仕事探しはそこまで難しくありません。

実際に日本人が韓国ワーキングホリデーでよく従事している職種には、次のようなものがあります。

・カフェ

・居酒屋、日本食レストラン(厨房やホール)

・ホテル(フロント業務やレストラン、清掃など)

・アパレル関係(接客販売や在庫チェック、梱包作業など)

・コスメショップ(化粧品販売業務)

・医療通訳(整形外科や皮膚科などを訪れる日本人客への対応)

・美容関係(美容師やアシスタント、ネイルなど)

・通訳

・一般企業の事務(翻訳や通訳、日本企業への対応など)

・モデル(アパレル関係や動画モデルなど単発が多い)

語学教室や文化センターなどで日本語を教える日本語教師は、ワーキングホリデービザでの就労が禁止されています。

日本語教師を目指している人は、勤務先にビザの発給を申請し「E-2(会話指導)ビザ」を取得。

ただしビザ取得要件として大卒以上の学歴や無犯罪証明書の提出などが必要となり、ワーキングホリデービザに比べて時間と費用がかかります。

 

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韓国ワーホリの仕事・バイト・求人の探し方!

職務経歴を重視する韓国では、ワーキングホリデーで仕事を探す場合も日本で関連の経験があれば採用されやすくなります。

特に接客や美容師、看護師など専門的な資格や職務経歴があれば、韓国での仕事探しにもとても役立ちます。

インターネット

韓国での仕事探しはインターネットが主流。

韓国語レベルの高い人は韓国人が主に利用している求人サイトで検索すると、日本人を対象とした採用情報や日本語ネイティブを必要とする求人内容をチェックできます。

求人サイトに会員登録をして履歴書をオンラインで保存しておけば、お気に入りの企業にワンクリックで応募できます。

もし韓国語初級者であれば、日本語の求人サイトが便利。韓国語レベルを問わない仕事も多く掲載されています。

<韓国語求人サイト>

・JOB KOREA(ジョブコリア)

・saramin(サラミン)

・albamon(アルバモン)*主にアルバイトやパートの求人

<日本語求人サイト>

・韓国旅行口コミ掲示板「コネストコミュニティ」

・SEOUL NAVI留学・生活掲示板

知人からの紹介

人間関係が重視される韓国社会では、知人や学校の先生から紹介されて仕事に就くケースも非常に多いです。

特に韓国ではいろいろな人と交流し人脈を広げておくと、仕事はもちろん生活に必要な情報を得られることも。

最近では、日韓交流イベントや交換学習を定期的に行っているコミュニティもたくさんあります。

このような場所に積極的に参加することも仕事探しにつながります。

貼り紙

日本で仕事探しをするときは無料の求人情報紙もよく利用しますが、韓国ではほとんどありません。

その代わり韓国で学校に通っている人は、学校の掲示板を定期的にチェックすると求人情報を得られる場合があります。

また、飲食店やカフェなどは店先にアルバイト募集の貼り紙があることも。

 

韓国ワーホリ採用までの流れ

韓国ワーキングホリデーで気に入る仕事が見つかったら、採用試験を受ける準備をしましょう。

採用までの流れは日本と似ていますが、必要書類は細かくチェックが必要です。

履歴書と自己紹介書の作成

日本では今でも手書きの履歴書が多いですが、韓国では基本的にパソコンで作成します。

履歴書のフォーマット指定がない場合は、インターネットで検索しフリーでダウンロードできるWordやPDFファイルを使いましょう。

先述の韓国語求人サイトでは、マイページにオンライン履歴書を保存しておくだけですぐに応募できます。

また韓国では、履歴書とあわせて自己紹介書の提出を求めるケースが多くあります。

自己紹介書は、成長過程(幼少期~)や性格(長所や短所)、学校生活、志望動機、職務経歴などを内容に含めます。

この履歴書や自己紹介書は最初の書類審査でとても重要になるので、できるだけ韓国人の知人や友人にチェックしてもらいましょう。

採用面接

韓国でもほとんどの場合面接が行われます。

履歴書や自己紹介書をもとに質問されることが多く、韓国生活で仕事をやっていけるか、韓国語学校に通っている場合は学業との両立が可能かなどについて聞かれることも。

現在所有しているビザを確認されたら、ワーキングホリデービザで就労が可能であることを伝えましょう。

通常、面接は1回多くても2回で採用の可否が決まります。

採用された場合は、すぐその翌日から出勤を求められることも。心の準備をして採用面接に臨みましょう。

 

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韓国ワーホリの学歴や語学力レベルは?

学歴社会で有名な韓国ですが、ワーキングホリデーで勤める場合はそこまで問われません。

ただし人気の高い職種で複数の応募者がいた場合、学歴が高い人が採用されるということはあります。

求められる語学力レベルは、初級~ネイティブまで様々。勤務先や仕事内容によって異なります。

語学力レベルが初級の場合はアパレルの梱包作業や居酒屋の皿洗い、清掃など。

一方で、接客や一般企業の事務、翻訳、通訳などには高度な語学力レベルが求められます。

たとえ看護や医療など専門用語を必要とする職種だったとしても、接客が十分可能な語学力レベルを保持していれば、専門的な部分は勤務しながら覚えていくことがほとんどです。

職種別に見た必要な語学力レベルの目安は次の通りです。

・カフェ:中級以上

・居酒屋、日本食レストラン:初級以上

・ホテル:中級以上

・アパレル関係:初級以上

・コスメショップ:中級以上

・医療通訳:中級以上

・美容関係:中級以上

・通訳:上級以上

・一般企業の事務:中級以上

 

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韓国ワーホリの時給・給料はどのくらい?

2019年現在の最低賃金は時給8,350ウォン(約780円)です。

韓国ではここ数年で急激に最低賃金が引き上げられたことから、雇用主の負担が大きく最低賃金で雇用する勤務先が多いです。

もし接客や事務、美容や看護など関連した職務経歴があれば、時給に加算してくれることも。

韓国では基本的に交通費の支給はありませんが、食事代はまかない提供や勤務先負担のことが多いです。

時給の目安

・カフェ:時給8,350ウォン(約780円)~

・居酒屋、日本食レストラン:時給8,350ウォン(約780円)~

・ホテル:時給9,000ウォン(約841円)~

・アパレル関係:時給8,350ウォン(約780円)~

・コスメショップ:時給8,350ウォン(約780円)~

・医療通訳:時給9,000ウォン(約841円)~

・美容関係:時給9,000ウォン(約841円)~

・通訳:時給10,000ウォン(約934円)~ *日給制の場合も多い

・一般企業の事務:時給9,000ウォン(約841円)~

残念ながら韓国ワーキングホリデーでは、数ヵ月にわたる給与の未払いや計算間違いなどが非常に多発しています。

給与トラブルに備えて、勤務を始める前に労働条件や雇用契約書を細部までしっかり確認しましょう。

また、出勤簿やタイムカードを写真に撮ったり勤務時間を手帳にメモしたりするなど、証拠となるものを残しておくこともおすすめ。

万が一給与の未払いが発生したら、雇用労働部へ掛け合って解決しなければなりません。

 

最後に

韓国ワーキングホリデーでは、過度に心配するほど仕事探しが難しくありません。

あとでトラブルにならないために、給料や勤務時間などの労働条件をしっかり確認して仕事をスタートしましょう。

また、韓国で生活しながら語学力レベルの向上に合わせて仕事もステップアップすると、より充実したワーキングホリデーを過ごせるはずです。

韓国ワーキングホリデーの仕事探しに、ぜひ参考にしてくださいね!

 

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