
台湾の人気女優レイニー・ヤン主演による女性の人生の選択を描いたドラマ。
一人二役で2つの人生を描きます!
キャスト、視聴率、あらすじ、感想、みどころなどをまとめました。
(トップ画像https://f4.tv/koiyume/index.htmlより)
■目次
恋の始まり夢の終わり【台湾ドラマ】キャスト
英題:Life Plan A and B
全6話
U-NEXT全12話
放送年度2016年10月から台湾で放送
総製作:ワン・シャオディ
脚本:シュー・ユーティン
https://f4.tv/koiyume/cast.html
【ジェン・ルーウェイ役】レイニー・ヤン
本作の主演レイニー・ヤンさんは、台湾を中心にアジア全域で活動する台湾出身の女性歌手兼女優です。
元々は、2000年にアイドルグループ4 in Loveとしてデビューしていて、のちにソロデビューも果たし日本にも進出しています。
2001年には、日本でも大人気となったアイドルグループF4主演のドラマ『流星花園~花より男子~』にヒロイン・つくしの親友役で出演し、ドラマの大ヒットもあってアジア全域で広く知られることとなります。
その後も数々のドラマで主演し、その作品の多くが日本のリメイクやコミックをドラマ化したものであるため、台湾ドラマとしては多くの作品が日本で放送されています。
【タン・ヨウイェン役】ヤン・ユーリー
【ロン・イーチャオ役】ジョニー・ルー
そして脚本を手掛けているのは、台湾ドラマの代表作の1つでもある『イタズラな恋愛白書~In Time With You~』のシュー・ユーティンさん。
このドラマは韓国でリメイクされ、この度日本でもリメイクされることになった名作です。
本作のオープニングもエンディング曲もレイニー・ヤンさんによるもので、その歌声でドラマの魅力を引き立てています。
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恋の始まり夢の終わり【台湾ドラマ】あらすじ
インスタント麺を作る会社で働くルーウェイは、ある日コンビニで設計士のヨウイェンと知り合い、その後付き合い始めることになります。
3年後、ルーウェイに念願の上海勤務の話が舞い込んで来ます。
ヨウイェンも彼女と共に上海行きを決めたのですが、ヨウイェンの父が交通事故で大怪我をしてしまい上海行きを諦め、台北に残ることになってしまいます。
更に5年後、ルーウェイはヨウイェンと結婚して、両親面倒も見ながら共働きをしていました。
仕事や介護に追われる毎日にルーウェイは、あの時もしも上海行きを選んでいたらどうなっていたのか、と考えるようになり・・・。
誰にでも訪れる人生のターニングポイント。
本作はそこに注目してヒロイン・ルーウェイの2つの人生を描いています。
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恋の始まり夢の終わり【台湾ドラマ】みどころ
日本でも知名度の高いレイニー・ヤンさん主演による現代女性の様々な問題を描いた作品です。
男性と出会い恋愛し、仕事にも邁進し昇進を目指す。
これは男性女性関係なく共通するものですが、女性の場合は結婚するとどうしても仕事は二の次になり、結婚相手の家族のために犠牲になることが出てきます。
そんな現代女性の切実な問題を描いてのが本作で、彼の為に夢だった仕事を諦め結婚するのか、それとも夢を選び遠距離恋愛をしながら結婚は後回しにするのか。
そんな人生の分岐路をプランA、プランBと分けて描かれている作品なんです。
プランAは、望み通り上海へ一人で行く。
プランBは、夢を諦めてヨウイェンと共に台北に残る。
というもの。
この二つのパターンがパラレルワールドのように切り替わりながらドラマは進行していくという珍しい設定になっています。
「あの時、もしも別の道を選んでいたら」と思うことは誰にでもあるもので、そんな”もしも”を両方描いているのが本作の最大の特徴と言えます。
上海行きを選んだプランAでは、ヨウイェンとは別の男性イーチャオも描かれ、ヨウイェンとは違った恋愛も描かれることになります。
恋、仕事、結婚、介護問題など、現代社会のリアルな問題を扱った作品です。
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恋の始まり夢の終わり【台湾ドラマ】感想と評価・評判
ドラマの内容としてはよくあるものなんですが、選択可能な2つの未来を両方描いているというのが最大のポイントとなります!
そして、上海編と台北編でのルーウェイのキャラクターを演じ分けたレイニー・ヤンさんもお見事としたね。
同じ人物でありながら、仕事に邁進するのと結婚して家族の介護をするのとではガラッと印象も違い、選択の重要性を思い知らされることになりました。
この2つの未来を描くというのは面白いと思うんですが、全体的に台湾ドラマとしては重めで、大人の見る昼ドラといった印象でした。
どちらを選んだとしても辛いことも幸せなことがあるのも共通で、「あちらを選べばもっと幸せだったかもしれない!」という夢が壊れてしまうようにも感じました。
現実的なことが描かれているのは確かなんですが、どちらも結局は辛いというのは流石に見ていて落ち込むもので、どちらを選んだとしてもそれなりの希望を見つけて前に進むしかないのだと考えさせられました。
ただ、やっぱりドラマなんだから幸せな未来が描かれているのが見たかったですかね。
最後に
人生のターニングポイントを両方とも描くというのは面白い試みではありますが、「もしも、あの時に別の選択をしていたら今よりも幸せだったかもしれない」という希望を描いてしまうのは残酷なことかもしれません。
どんな選択をしようとも自分の行動や考え方次第で幸せにも不幸にもなれる!というメッセージはわかるのですが、ドラマの中くらいもっと夢を見たいものですね。