華麗なる玉子様(台湾ドラマ)キャスト一覧&あらすじ!感想は面白い?

アジア全土で人気のアイドルグループ飛輪海(フェイルンハイ)のアーロン主演による台湾ドラマ。

ツンデレCEOが初恋相手にリベンジするラブコメディ作品です!

基本情報とキャスト一覧

全28話

DVD収録全17話

視聴率 不明

放送年度2016年3月から台湾で放送

総監修:ホン・レンジョン

監修:ソン・ジェンチュエン

プロデューサー:リャン・ハンホェイ/シュウ・ジーイー

監督:ホー・シンシャン

脚本:シュウ・ジーイー/シュウ・グェイイン

【ジー・ウェンカイCEO役】アーロン(飛輪海)

【チョン・ユータン役】ジョアンヌ・ツァン

【ワン・ズーユー役】ジャック・リー

【ミャオ・アイシャ役】レネ・ライ

【ホワン・ジアイン役】シア・ルージー

【シェン・ヨウルイ役】JR

【モン・ハー役】シウチン

【ジアン・フイシン役】ホワン・ジェンニー

【チャウ・リャンユー役】Roy

本作は2016年に台湾で放送されたラブコメドラマです。

主演のアーロンさんが所属するアイドルグループ「飛輪海(フェイルンハイ)」は、台湾を中心に活躍する大人気グループです。

同じ台湾のアイドルグループF4と同様に、メンバーそれぞれがソロ活動し、歌手や俳優、ファッションモデルとしても活躍する華流をけん引するグループの一つです。

その中でもアーロンさんが主演するドラマは日本でも放送され、現在活躍する台湾俳優の中でも特に知られた人物と言えます。

共演のジョアンヌ・ツァンさんは数々の作品で主演しながら、歌手としてもアルバムを発売される大人気女優さんです。

アーロンさんとは本作が初共演となるのですが、7年前にアーロンさんと共演する機会もあったのですが台風で撮影スケジュールがずれたため降板することになったというエピソードもあり、今回は待望の共演となったそうです。

 

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あらすじ

チョン・ユータンは秘書としてバリバリ働くキャリアウーマン。

ティエンシーグループの秘書室に所属し、秘書室長が寿退社したため、後任はユータンになるものと誰もが思っていました。

そんな中、大切な契約の場に会長が来れられないという連絡が入り、動揺しながらもユータンを筆頭に無事に対応することが出来たのですが、それは新しいCEOのテストだったことが判明します。

しかも、その新しいCEOとはユータンの幼馴染のジー・ウェンカイだったのです。

高校時代には何をやるにしてもユータンにかなわなかったウェンカイが、別人のようになってしかもCEOとして戻ってきたことに驚きを隠せないユータンでしたが、そのウェンカイに秘書として失格だと言われてしまいます。

昔の仕返しをされているのだとしか思えないユータンでしたが、ウェンカイが連れてきた秘書のアイシャは素晴らしく有能で、ユータンの仕事がなくなってしまったのです。

そしてユータンはウェンカイの命令で、会社の掃きだめ部署とも呼ばれる営業3課への移動を命じられ…。

タイトルが『華麗なる玉子様』となっているのは、主人公の高校時代のあだ名が”たまご君”だったから。タイトルはダサいですが内容は抜群です!

 

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みどころ

物語の基本軸としては、かつての情けない幼馴染が有能でクールなイケメンとしてヒロインの前に現れる、というもの。

そして、色々と衝突しながらも次第に惹かれていくという良くあるパターンのラブコメとなっています。そこに、過去の秘密だったり昔からお互いに惹かれていた、などといった定番の秘密もあり王道のストーリー展開となっているんです。

韓国ドラマと比べると、ドロドロ展開や突然の病気や事故などもなく、無理な展開が無いのも台湾ドラマの特徴ですが、イメージとしては台湾ドラマには山場が少なく、非常に淡々と進む物語が定番とされています。

しかし、このドラマはそんなイメージよりはるかにテンポが良く盛り上がりポイントも沢山ある作品なので、台湾ドラマの入門編としても非常にお勧めだと思います。

基本はウェンカイとユータンという幼馴染が久々に再開しての恋愛ドラマが見どころの作品ですが、ユータンがウェンカイに借金をしたせいでメイドとしてウェンカイといつも一緒にいるようになり、そこで巻き起こるドキドキの展開も注目です!更に恋のライバルも登場し、普段クールなウェンカイが焼きもちを焼くのも面白いです。

そして、秘書室から営業に飛ばされたユータンのお仕事ドラマでもあり、ティエンシーグループを狙うライバル企業との闘いを描いた作品でもあります。

営業3課の面々を始めウェンカイとユータンンも協力し困難に立ち向かっていく様が非常に丁寧に描かれており、職場恋愛を描いた作品とは違う本格的なものとなっています。

アーロンさんのカッコよさは勿論のこと、ヒロインのジョアンヌ・ツァンさんは日本人好みと思われる美人さんで、主演二人の顔からドラマを見始めても損することはないと思います。

邦題はちょっとダサいですが、それを差し引いても是非見てもらいたい傑作ドラマだと思います。

 

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感想と評価・評判

2000年代初頭からF4のブレイクもあり『流星花園』や『イタズラなKiss』などはじめ、その後も数多くの日本の漫画が台湾でドラマ化されヒットしてきました。

当初、韓国ドラマは冬ソナをはじめとするいわゆる日本の昼ドラ的な展開が売りなドラマが多く、ファン層もそういった作品が好みの方が多かったように思います。

比べて台湾ドラマは日本の漫画(多くは少女漫画)を映像化したこともあり、ストレートなラブコメやピュアなラブストリーが売りで韓国ドラマとは違ったファン層を取り込んできました。その後は韓国ドラマの流行が一般化したのに対して、イマイチ盛り上がりに欠けたのが台湾ドラマでした。

とはいえ2010年以降も名作は定期的に登場していて、そんな中で数々のヒット作に主演してきたのがアーロンさんであり、飛輪海の面々なんです。

台湾ドラマを韓国でリメイクされたりと作品自体は優秀なものが多かったんですが、どうも韓国ドラマの様な盛り上がりに欠けるものも多く”台湾ドラマは退屈”といったイメージまでついていました。

しかし、近年は韓国程のメロドラマ展開はなく、そこまでの悪役も出てこない、しかしキチンと盛り上がりどころや少女漫画の様な恋愛展開もある、という良いとこどりの作品が多く登場しているんです。その代表作の一つともいえるのが本作です。

アーロンさん主演作は沢山ありますが『王子様をオトせ!』や『恋に落ちて!俺×オレ』なども非常に面白い名作ですよ。

まとめ:恋愛、コメディ、お仕事ドラマとして絶妙なバランスでまとまった傑作ドラマです!これまでに台湾ドラマを敬遠していた方、韓国ドラマが苦手な方、そして少女漫画が好きな方には間違いのない作品が本作だと思います。この作品を入り口として多くの台湾ドラマを体験してみませんか?

 

最後に

主演のアーロンさんは少し濃いめの顔ですが、とにかくカッコいい俳優さんです。

シリアスからコメディまで出来、この方の出演作品から見始めるだけで台湾ドラマの面白さの一面を知ることが出来ると思います。

このドラマは2016年の作品ですが、近年の作品の多くはアジア全域に向けて作られたものが多いため、韓国や台湾、中国と、どの国の作品かで食わず嫌いしてしまうには勿体ないと思いますよ!

 

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